86:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:15:51.11 ID:B51TMD9so
まず情報が決定的に少ない。
月の涙、怪ロボット、その目的、その性能。
そしてそれらの元締めとなる黒い月という者たちの正体とは一体――
スノー「私たち黒い月とは、ハルシュタイン閣下直属、
地球制圧のための前線部隊だと理解してください」
防衛軍本部の疑問に答えるように、
エージェントスノーは携帯電話に向かって宣言した。
スノー「私たちの力は先日の攻撃によって明らかとなったはずです。
言っておきますが、キサラギの戦闘を勝利と考えない方が賢明です。
現にそれ以外の都市において、
あなた方はなす術なく傍観するだけであったことを思い出してください。
力の差は歴然です。要求に応じてください」
静まり返った体育館に、エージェントスノーの声はよく響いていた。
そしてアミとマミは、忍び込んだ体育館の屋根裏でそれを聞いていた。
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