97:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:33:46.14 ID:B51TMD9so
その時、まるでスノーの肩の震えに同調したように、突如体育館全体が振動を始めた。
堅牢であろうはずの鋼材が軋み、
天井からは雪のように細かい破片が舞い降りてくる。
そして――これもまたスノーの言葉に同調したように、
轟音を上げて、体育館の床が円形に陥没した。
スノーの体を、ここに埋めてしまわんとするかのごとく……。
スノー「ですが! ただ埋まってしまうだけでは報われません!
私は……キサラギを道連れにして、それから逝きます!
出でよ、怪ロボット!」
エージェントスノーが高らかに叫ぶ。
すると陥没した床のさらに奥から、巨大な影がせり上がってきた。
衝撃を伴い、轟音を伴い、
その影の登場は、やがて体育館を崩壊へと導いていった。
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