過去ログ - 高森藍子「カフェで加蓮ちゃんを待つお話」
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4:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 18:45:13.03 ID:c9YrBNdm0
眼に2つの感情が混ざっていたことを、よく覚えています。
1つは、寂しそうな気持ち。加蓮ちゃん、いつも私をからかって楽しんでいますから。楽しくなくなっちゃったら、きっと寂しくなるんだと思います。……できれば、もっと別の楽しみを見つけてほしいんですけれど。
もう1つは、どこか期待している気持ち。
演技が下手だって自覚しています。加蓮ちゃんからも、よく呆れられちゃいます。それってつまり……私が意識した反応をできるようになったら、演技力が上がったってことになりますよね。アイドルとして、1つのステータスを得たってことになるのかもしれません。加蓮ちゃんはそれを期待しているんだと思います。

冗談を言っても、いたずらっ子の顔を見せても、加蓮ちゃんはどこまでもアイドルなんですよね。
心の中だけで、すごいなぁ、って呟きました。
口にしなかったのは……その、さすがに変だって思われちゃいそうだから。
加蓮ちゃんからすれば、喧嘩を売ったらすごいって言われた、ってことになっちゃいます。
大笑いされちゃいそう。

結局、私の演技力は……お察しの通りなんですけれどね……。



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