過去ログ - ガンダムヴィダール「イオク様風評被害三銃士を連れてきましたよ」
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23: ◆AvaUNpQJck[saga]
2017/01/24(火) 09:00:01.39 ID:q9JwwDzL0
Zガンダム「カツの場合はな……【成長できなかったアムロ】という評がある」

ジュリア「言い得て妙ですね」

Zガンダム「脱走してもいざという時には戻ってきて、単騎でMSを複数なぎ払い、NTとしての感受性も随一……」

Zガンダム「本人が言っていたわけだが、アムロ・レイに強烈なあこがれを抱き、カミーユに対抗心を燃やし、自身にもそれに近い能力があると分かっているカツが、【自分もああなりたい】と行動を模する」

Zガンダム「【ハヤトがNTだったら】に近い感じもするよ。同年代のカミーユはアムロの再来と重用され、自分は後進のファと同程度……実際はまずカツのほうが上だったが、専用機も無いからな」

ジュリア「もしあったらあったで問題行動は倍増していたように思えますが」

Zガンダム「それでも活躍も増えていたとは思うぜ。何だかんだつええんだよ、あれはあれで」

Zガンダム「一年戦争時に似たような位置だったハヤトはアムロにコンプレックスを抱いてはいたが、自分の立ち位置を理解して守勢に回りアムロの先行を陰で支え続けた」

Zガンダム「カツの場合もそうしている場面のほうが多いとは思うんだが、まあ……出しゃばるところがクローズアップされちまうのが意識の差だろうよ」

Zガンダム「何が悲しいってな、あいつの最初から一貫している【戦功が評価に最優先される】という思考と行動が【戦場の理論】ってことだ。あいつは、十五になってもまだ一年戦争からずっと心を繋がれてるということだ」

ジュリア「……そうか、彼だけは自らアムロを焚き付け、戦場に足を運んだ志願兵。戦場で変わったのではなく、ずっとそうだった、といえるのですね」

Zガンダム「……」シュボ

Zガンダム「……変わらなかったからこそ、あいつも一年戦争に蝕まれた男だったんだと言えるのさ」フー

Zガンダム「レツやキッカと何が違ったか、と言われたらそこなんだろうよ。【戦争は否定するが、エースパイロットや名将の積み上げた首の数は賛美する】、カツの根底にあったもんは誰しもが持ってる【特別へのあこがれ】だ」

Zガンダム「秀才クラスではあるから【Zガンダムのお前ら】ってのは評価としちゃ不当だと思うが、目線はずっとそっちよりじゃねえかな」


Zガンダム「シャングリラ連中よりずっと等身大で見れる、誰もに共通しうる【若さの象徴】なんだよ。あいつは、な……」



ジュリア「ミノフスキー葉巻、煙がチリチリするので控えていただけませんか? 不快です」

ヴィダール「ジュリエッタ!!!!」

バルバトス(エイハブリアクターがストレスでマッハ……ッ!!)キリキリ



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