過去ログ - ガンダムヴィダール「イオク様風評被害三銃士を連れてきましたよ」
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5: ◆AvaUNpQJck[saga]
2017/01/23(月) 05:51:00.44 ID:C0yQVcsF0
ブレイヴ指揮官機「そして彼を彼たらしめる逸話こそ【不死身のコーラサワー】」

ブレイヴ指揮官機「ガンダムとの十回を超える交戦、半数以上の被撃墜、その全てにおいて生還を果たし、傷らしい傷もないという異能の経歴だ」

ブレイヴ指揮官機「彼は専用機を持たず、量産機で以て戦場を駆け抜けた。00において【最優の小隊長】と言っても過言ではないが、必ず真っ先に戦場に飛び込み、危険な陽動や近接戦闘を率先的に行い、囮を演じても回避し部隊の生存力を上げるその活躍と」

ブレイヴ指揮官機「実のところ【ただ基本技能と判断力が高いだけ】という点がその評価を支えていると私は考える。彼には特異すぎたものが、その生存力しか無いのだよ」

ジュリア「? どういうことですか」

ヴィダール「例えばユニオンのグラハム氏には唯一無二の空中変形技術が有りましたが、結果的に【同じ行動ができないので彼一人の突出フォーメーションを多用しがち】という弱点が有りました」

ヴィダール「セルゲイ・スミルノフは数個小隊すら同時に動かす指揮能力が有りましたが、タオツーと超兵に追随できるのが自分くらいだったせいで終始彼女のフォローに回り、最高峰と言われた技量もサポートにのみ使われました」

ヴィダール「これほどの力がありながら、単騎もしくは二機で対峙することが多い両名に対し、小隊の集団戦を仕掛けることが多かったのはコーラサワーの特徴でもあります。自身含む三機のジンクスでケルディムを追い詰めたこともあります」

ヴィダール「これだけ強いのにも関わらず突飛な性能や異能に頼らぬ地力があればこそ、味方のフォローが受けやすく彼の真価が発揮されるのだということですよね?」

グレイズアイン「あー、そっか。三日月とか特にそうだもんね、動きが凄すぎて誰もついていけないもん」

ブレイヴ指揮官機「左様。そして何より【馬鹿の自覚】も大きい」

ブレイヴ指揮官機「彼は自分が頭の悪い男と自覚している。それに対し【有能な人間についていった方が自分で考えるよりいいはずだ】と割り切ることで対処をした」

ブレイヴ指揮官機「その相手が後に婿と迎えられるカティ・マネキンであることからも、単なる思考停止ではなく人を見る目の高さが伺えよう」

ブレイヴ指揮官機「【はい、ないです】も【あなたにすべて任せているのだから私が考える必要など無い】という無上の信頼の台詞と言えような」

ブレイヴ指揮官機「……まあ、割りと彼の動きについていけずに追随した部下が撃墜されていたりはするのだがな」




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