過去ログ - ガンダムヴィダール「イオク様風評被害三銃士を連れてきましたよ」
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9: ◆AvaUNpQJck[saga]
2017/01/23(月) 07:50:22.65 ID:C0yQVcsF0
ジュリア「そうなのですか?」

Zガンダム「そもそもカツは、大人になっていくカミーユと大人になったアムロの代わりに若さの危うさを担当していたキャラだ」

Zガンダム「カミーユはカツを窘め、ファを諌めてどんどん戦争に適応していく。逆にアムロはその若さに忘れていたものに火をつけられ燻りながらもかつての流星の姿を取り戻していく。そういう役回りだったのだ、あれは」

ジュリア「無鉄砲さが周りに影響を及ぼす……物語を動かす上で動かしやすいキャラではありますね」

Zガンダム「まあ戦時中に身勝手に動けばそりゃあ目につくのは目につくさ、カツはそこんところ酷かったもんな」

Zガンダム「だがその行き過ぎとも言えた独断専行は必ず誰かに戒められていた。最初の出撃もハヤトがぶん殴っていたものな」

ジュリア「むう……そこは……」

Zガンダム「イオクとコーラサワーの差が【自覚の有無】ならカツの場合は【報いの有無】だ」

Zガンダム「実にならない独走は多くの場合咎められていたし、あいつが身勝手を吠えようとついてくるものもいない」

Zガンダム「動機がどうあれ、結果的にカミーユを救った潜入作戦やエマの支援など活躍の場は存在したし、ゲルググのビームライフルをいじらねばカミーユはヤザンにやられていた、シロッコを狙いサラを落としたのだって自分で始末はつけたとも言える」

Zガンダム「仮にもニュータイプだ。普通に設定上では一般兵士なんか比較にならん強さなんだ。比較対象がカミーユだクワトロだヤザンだ、では厳しいに決まっているし、弱ければ一線級ばかり集まるティターンズとの戦いを勝ち抜けまい」

Zガンダム「ハマーン敵視だってよ、ジオン公国の大本がまだ根を張っていて、それと手を組むと言われればそういいたくもならあな。親の仇だぞ、連中」

ジュリア「戦争に巻き込まれ無情な戦いに身を投じる若者に【戦争なのだぞ、理解して動け】とは、まあ確かに投げかけるに些かの毒を感じます」

Zガンダム「そういうこった。反省文で喧嘩売り出すカミーユの方が結構アブナイぞ、そういうとこが良いんだが」

ジュリア「惚気けないで下さい、話がずれる」


ヴィダール「なんであの子はあんなに臆すること無く話せるんでしょう……?」

バルバトス「こっわ……」


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