過去ログ - 【ミリマス】いっぱい食べる、君が好きっ♪
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40: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/01/25(水) 19:19:39.06 ID:5NvyqV2M0
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 木を隠すには森の中、それは飲食店においても同じらしい。

 追加の千円を響たちに渡し、プロデューサーが姿を消したその建物こそ、何を隠そう佐竹飯店の二号店。
 つい先日、内装工事が終わったばかりの厨房では、真新しいコンロの前で中華鍋を振る少女が一人。

 お察しの通り、その少女とは美奈子である。
 
「それにしても考えましたね。事務所の皆は、確かにココには来れませんよ」

「まっ、運も良かった。俺の方の監視役があの二人でな」

 厨房の椅子に腰かけて、プロデューサーが不敵に笑った。彼の前には今、先に来ていた美奈子が用意した料理の数々が並んでいる。

 いつかお呼ばれされた時に比べると、その品数は少なかったが……それでも、渇望していた彼女の料理がそこにはあった。


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