過去ログ - 【ミリマス】いっぱい食べる、君が好きっ♪
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77: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/01/31(火) 15:04:20.09 ID:dh2DsXgI0

 桃子に言われて、思い出したようにプロデューサーが頷いた。だが、桃子は大げさに首を振り

「それ! お兄ちゃんのその、どーでもいいところに気が利いたり、真面目にやってる性格が災いしたの。
 ……たった今言ったことだけど、美奈子さんの差し入れはそれだけでお兄ちゃんが一日に必要な食事の半分の量になるんだよ?

 大げさに例えるなら一回の差し入れでご飯を二回は食べたことになるわけで……
 そこに量は少なくしても後二回、お兄ちゃんがご飯を食べたらどうなると思う?」
 
「え、ええっと……朝飯食って、昼に美奈子の差し入れを食べて、それから夕食と日によっては徹夜作業で夜食もあって……」

「ほら! だいたい一日に三食どころか四食分! 場合によっては五食分の量を食べてることになるんだもの! 
 運がいいのか悪いのか、美奈子さんが考えてたよりもお兄ちゃんが一日で使うカロリーの量が多かったみたいだから
 一気に太るなんてことはなかったけれど……それでも毎日ちょっとずつ、余分なカロリーが残って行った結果がそのお腹だよ!」

 桃子が、鋭い視線でプロデューサーの腹を見た。彼の隣に立っていた律子も、困ったように頭を掻く。
 
「……つまり、プロデューサー殿が太ったのは自業自得。身から出た錆だったというワケですね」

「は、ははは……いやぁ、さっぱり気がつかなかったなぁ……」

 苦笑いするプロデューサーを律子と二人で挟むようにして、こわーい笑顔を浮かべた朋花が言う。
 


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