過去ログ - 女「また混浴に来たんですか!!」
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154:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 07:56:11.16 ID:yypMNcYYO
雑談がしばらく続いた。

いつもある男子のとげとげしさも抜けて、和やかな話題で笑い合った。

その時だった。
以下略



155:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 08:04:31.93 ID:yypMNcYYO
男子の1人が私に近づいてきた。

「わたあめ余ってるね」

女「うん。実はちょっと苦手なの」
以下略



156:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 08:09:34.44 ID:yypMNcYYO
「そっちはないの」

女「なにが?」

「そういうの」
以下略



157:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 08:11:25.27 ID:yypMNcYYO
死なせて。

死なせてよ。

右眼に割り箸が突き刺さったことを知覚した瞬間、激痛に襲われた。
以下略



158:名無しNIPPER[sage]
2017/02/28(火) 08:13:44.06 ID:+aQZ+vlXo
おお朝から……


159:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 18:51:54.13 ID:D1iqdLVwO
左目まで涙が溢れてきて視界がぼやけた。

犯人の姿はなかった。

先ほど近づいて来た男の子はオロオロしているだけだった。
以下略



160:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 19:09:59.44 ID:D1iqdLVwO
眼帯をつけて歩くのが、恥ずかしい。

真っ黒い液体が常にふつふつと沸いているように、私の心の中に今までの人生にはなかったような感情が芽生えていた。

怒り、憎しみ、恥ずかしさ、後悔。
以下略



161:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 19:13:40.39 ID:D1iqdLVwO
見えない右目の視界の中から人が近付いてくる気がして怖かった。

眼帯を見られたくないという気持ちがありながら、自分の右目が以前のようには見えないということが通行人に伝わってほしかった。


以下略



162:名無しNIPPER[sage]
2017/02/28(火) 19:28:27.78 ID:YnO+KGaH0
うーん面白いテンポのいい会話と重い話がよくマッチしとる


163:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 20:07:43.20 ID:D1iqdLVwO
みんな暖かく迎えてくれた。

地元で起きた出来事は学校にも伝わっていた。

過度に明るくしないように、過度に触れ過ぎない空気を出さないように。
以下略



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