過去ログ - 女「また混浴に来たんですか!!」
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221:名無しNIPPER[sage]
2017/03/07(火) 17:50:38.39 ID:NUZLo9XY0
乙ー
基本テンポいいからさくさく読めるしシリアスも考えさせられる話で読みごたえあるからついついのぞいちまう
222:名無しNIPPER[saga]
2017/03/07(火) 20:43:37.29 ID:82N5yNGi0
女「もうすぐ何の日か知ってますよね」
男「お前の誕生日か」
女「私は冬生まれです」
223:名無しNIPPER[saga]
2017/03/07(火) 21:01:07.73 ID:82N5yNGi0
男「それにしても、意外だな」
女「憎き夜の思い出詰まった花火を見たがる心理がですか?」
男「それ」
224:名無しNIPPER[saga]
2017/03/07(火) 21:12:27.82 ID:82N5yNGi0
男「まぁ、いいが」
女「やったー!!!!」
男「だが」
225:名無しNIPPER[saga]
2017/03/07(火) 21:33:24.00 ID:82N5yNGi0
女「調べごとなんてネットで調べればいいじゃないですか」
男「こう見えても図書館にあるのを時々使う」
女「パソコンに座ってる姿あんまり想像できないです」
226:名無しNIPPER[saga]
2017/03/07(火) 21:35:39.83 ID:82N5yNGi0
女「あっ!おはようございます」
「…………」
女「(やば、普通のお婆ちゃんだった。珍しいな)」
227:名無しNIPPER[saga]
2017/03/07(火) 21:46:06.01 ID:82N5yNGi0
それから数日間、男さんは温泉に来ませんでした。
朝が駄目なら夜にと思って来てみても、男さんは現れません。
私と会う気がなくなったのかな、と気弱な考えが浮かぶこともありますが、そうではないでしょう。
228:名無しNIPPER[sage]
2017/03/07(火) 21:52:51.33 ID:1YSAMHLSO
女「また女湯に来たんですか!!」
に見えました
229:名無しNIPPER[saga]
2017/03/07(火) 21:55:24.28 ID:82N5yNGi0
女「いよいよ明日が花火ですね」
女「朝も夜もお風呂に入ってますよ。お風呂嫌いだった少女が1日に2回もお風呂。湯当たりしちゃいますよ」
女「あなたがこないままのぼせて気絶でもしたら大変なので、また一日中張り付くようなことはできませんからね」
230:名無しNIPPER[saga]
2017/03/07(火) 22:03:44.94 ID:82N5yNGi0
女「一応朝に行ってみたけどやっぱり来なかったな」
女「本当に、夜来るのかなぁ」
女「何を調べているんだろう。それは、私と会話するよりは大事なことなんだな」
231:名無しNIPPER[saga]
2017/03/07(火) 22:28:53.39 ID:82N5yNGi0
女「もういい時間だな。小さな星も見えてきた。温泉から見る夜空は素敵だな」
女「今日はお客さん誰も来ないな。あの向こう側の川沿いから打ち上げるなら、ここからだと綺麗に見えるだろうな。確かにいい穴場スポットだ。こんな特等席、見つけても友人にシェアはできないな」
女「舞台は揃っているのに、役者が足りないっていうのはこのことだな」
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