過去ログ - 女「また混浴に来たんですか!!」
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305:名無しNIPPER[saga]
2017/03/14(火) 00:49:38.31 ID:GTn7eKNl0
「おきてってば!」
女「わっ!」
娘「風邪引いちゃうよ」
女「今何時!?」
娘「10時」
女「よかったー。パパ帰ってきた?」
娘「まだ」
女「あんたお風呂もう入った?」
娘「まだ」
女「早くお風呂入りなさい」
娘「やだ!!!!せっかく起こしてあげたのに!!!」
女「パパとかぶっちゃうでしょ」
娘「朝入るもん」
女「朝起きられないでしょ」
娘「お風呂も起きるのも嫌い!」
朝起きられることは幸せなことなのよ。
なんて言葉は、言わない。
女「いいから入りなさい!!」
しぶしぶ娘がお風呂に入っていく姿を見て、大変だなぁと思う。
子供の頃の大人は完璧に見えたが、そんなことはなかった。
私はこの子を怒る資格なんてないくらいに、今でもお風呂に入るのはとてもめんどうくさいし、朝起きる時も二度寝したくてたまらない。
それでも愛しい家族との日常を回すために、お風呂に入るし朝も起きる。それどころか、お風呂も沸かすし、朝になったらみんなを起こす。そしてご飯もつくる。
「ただいま」
女「おかえりなさい。ご飯にする?お風呂にする?それとも」
「娘はどこ?」
女「お風呂に入ったわよ」
「そっか。じゃあ飯食う」
女「…………」
「冗談だよ」
夫が髪を撫でてくれた。
幼いころ望んでいたような、幸せな生活だった。
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