198: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2017/01/28(土) 03:38:50.08 ID:SxUcyadD0
海未「あっ、あっ! 待って!! お願いします待ってくださ、んぐっ」カクッ
海未「はぁっ・・・はぁっ・・・・」ヘタッ
海未「体が言うことを聞かない・・・ぜぇ、はぁ・・・・」
....タタタ
海未「ああ・・・行ってしまいました・・・」
海未(思わず大声を上げてしまったから驚かせてしまったみたいですね・・・)
海未(せっかく助かるかと思ったのに、私としたことが・・・)
海未「はぁ・・・・」ガックリ
ガサガサ
海未「んっ・・・?」
「・・・・・」ジーッ
「・・・・・」ジーッ
海未「あっ・・・。もう一人連れて戻ってきてくれました・・・。よかった・・・」
海未(小学生か中学生くらいの女の子が二人。顔が似ているので姉妹でしょうか)
姉「・・・・・」ジーッ
妹「・・・・・」ジーッ
海未「えと・・・」
海未(じっと見られています。警戒しているみたいですね。落ち着いてゆっくり話始めてみましょう)
海未「あの、先程は驚かせてすみませんでした。それで、私は今とても困っていて助けが必要なのです。話を聞いてもらえますか?」
姉「・・・・・?」キョトン
妹「・・・・・?」キョトン
海未「あのぉ・・・?」
海未(よく分からない反応をしていますね。まだ警戒しているのでしょうか。いくらこちらが危機的状況で必死とはいえ、いきなり一方的に助けを求めたら失礼でしたかね・・・)
海未(相手は子供ですし、打ち解けるためにも、まずは笑顔になって砕けた話から始めてみましょう)
海未「コホンッ....。えと、あなた方が着ている服。とても素敵ですね」ニコッ
海未「北海道庁旧本庁舎の展示物で見ました。アイヌ民族の晴れ着ですよねそれ」
海未「私の友達に、裁縫が得意で衣装を作るのが好きな人がいるのですが、その服を着たあなた方を見たらとても喜ぶと思います」
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