28: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2017/01/25(水) 03:08:36.42 ID:2QzEDCRD0
ことり「わあ・・・これって・・・」
海未「え、ええ・・・・・」
ことり「すごい・・・」
海未「本当に・・・。あっ、そうだ」キョロキョロ
ことり「海未ちゃん?」
海未「えーと、どこかに・・・・」キョロキョロ
海未「あ、あそこがいいです。ことり、ちょっとこっちへ」タッ
ことり「え? う、うん?」トコトコ
〜船尾の機械室の裏側〜
海未「きっとここの方がずっと良いです」
ことり「良いって?」
海未「さっきの所は蛍光灯がたくさん点いていましたからね。ですがここには光がありません。ここならもっとよく星が見えるはずです」
ことり「なるほど」
海未「ええ。それでは、見上げてみましょう」
ことり「うん」
゚*・:.。☆ キ ラ キ ラ ☆。.:・*゚
ことうみ「「わあ.....」」
ことり「きれい・・・・」
海未「ええ・・・天の川も見えます・・・。美しい・・・。都心では決して見られない光景です」
ことり「星の海だね」
海未「街明かりも無い、月も出てない。本当によく星が見えます」
ことり「私達の周りは真っ暗で、だけど空はあんなにキラキラ光ってる。なんだか・・・空を飛んでいるみたい・・・ふわふわして、不思議な気持ち」
海未「私も同じように感じていました。どこか浮遊感があって、あの星々に吸い込まれてしまいそうな・・・・」
海未「これだけの星を見ていると・・・思い出しますね。合宿の時を」
ことり「ユメノトビラの作詞をしたとき?」
海未「ええ。希と凛と、テントの中から顔を出して星空を眺めていました。そうしながら希に星について色々教えて頂きました。星の名前や星座、北極星の探し方も教わりましたよ」
ことり「へー。あっ、ねえねえ、おとめ座って見えるかな?」
海未「おとめ座ですか。ことりの星座ですね」
ことり「うんっ!」
海未「そうですねえ・・・・。おとめ座は青白い一等星のスピカが目立つので、比較的探しやすい星座です。しかし、春の星座ですし、この季節、この時間では見えてるいるかどうか・・・」キョロキョロ
海未「うーん・・・。等級の低い星までたくさん見えすぎて、返って星座を構成する星がどれかよく分かりませんね・・・」
ことり「そっかぁ・・・」
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