40: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2017/01/25(水) 13:07:21.68 ID:2QzEDCRD0
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札幌市内 外
海未「ビルばかりで東京のようだと、札幌に着いた時はそう思いました。ですがよく見ると色々違いがあって目新しく感じます」
海未「例えば、立体の高速道路は見当たりませんね。やはり土地が広いからわざわざ立体にする必要がないのでしょうか」
海未「それと、信号機が斜めになって薄いですね。雪が積もらない工夫でしょうか」
ことり「雪国ならではの信号機だね。交差点も名前が変わってるよね。北2西3とかで、固有名詞じゃないね」
海未「こういうその土地特有の何かを見つけるって楽しいですね。空気が違って感じられます」
穂乃果「あ! あそこにしよう! ラーメン屋さん! ああいう木造でいい感じの雰囲気出してるラーメン屋さんって絶対おいしいよ! 凛ちゃんが言ってた!」
海未「ほう。凛が言うなら間違いないですね。入りましょう」
ガラガラ
穂乃果「あ、あれれ? 扉を開けたらまた扉があった」
海未「二重扉ですよ。北海道の冬は極寒ですから、冷気が室内に入るのを防ぐためですね。さっきのホテルも二重扉でしたよ」
穂乃果「へー。そういえばそうだったかも。面白いなあ」
ガラガラ
店員「いっしゃいしゃっせー。何名様ですかー?」
穂乃果「三人です」
店員「奥のお席ドゾー」
穂乃果「んー・・・味噌ラーメンにしよっと」
ことり「塩にしようかな」
海未「では私は豚骨で」
穂乃果「あー。餃子もおいしそう。一皿だけ頼んで三人で食べない?」
ことり「うーん・・・ことりはいいかな・・・」
穂乃果「あ、そっか。ことりちゃん、にんにく苦手だったよね。だめだよーことりちゃん。好き嫌いしちゃあ」
ことり「えへへ・・・」
海未「そうですよ。好き嫌いはよくありません。今度ピーマンをふんだんに使った餃子を私が作りますから、みんなで食べましょう」
穂乃果「うっ! ね、ねえ! みんな決まったよね! 注文しよう! すいませーん!」
店員「アイ、オキアリッスカー」
穂乃果「この、味噌ラーメンと、塩ラーメンと、豚骨ラーメン。それから餃子を一皿お願いします」
店員「お好みありますかー?」
穂乃果「二人ともどうする?」
海未「私は普通でいいですよ」
ことり「えっと・・・にんにく抜きでお願いします」
穂乃果「わ、私はピーマン抜きで・・・」
店員「アイ! あざざーす!」クルッ
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