過去ログ - 【ドラクエX×アイマス】P「世界を救わないと現実に帰れない、だって…!? Pert2
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286: ◆T4kibqjt.s[saga]
2017/03/21(火) 10:31:36.36 ID:jFYih3+X0
━━宿屋/中庭━━

伊織「私、何やってんのかしら…はぁ」

ガ…チャ…

伊織「!」ビクッ!

P「い、伊織?」

伊織「(…ふぅん、今は指輪してるのね)」

P「えっと…俺、伊織に何か悪い事しちゃったかな…良かったら教えてくれないか?」

伊織「…別に、何もしてないわ」プイッ

P「えっ?いや、何もしてないって事はないだろ…?」

伊織「してないわよっ」

P「でも…」

伊織「しつこいわね!アンタは何も悪い事はしてないって言ってるでしょ!」

P「(……うーん…悪い事は、か…)」

P「…じゃあ言い方を変えるけど…何か伊織が嫌な気分になる事、しちゃったか?」

伊織「………」

P「…?」

伊織「…指輪」

P「えっ?」

伊織「指輪。外したでしょ」

P「あ、あぁ…外したけど」

伊織「…何で外したのよ」

P「それは…響が呪文を使いたがってたから、イオの効果を持つ炎の…」

伊織「そうじゃないっ!アンタは私と夫婦な癖に、何でなんの躊躇いもなく指輪を外したのって言ってんの!何よっ!お揃いの指輪一つで浮かれてた私が…バカみたいじゃない…っ!」ジワッ…!

P「い、伊織…?」

伊織「……響が呪文を使いたがってたのは当然知ってたわ。だから、その指輪が呪文を使えるようになるアイテムなら、アンタが響に貸してあげるのも仕方ない…けどっ…!」

伊織「せめて私に一言…断りくらい入れなさいよっ…お揃いの指輪が嬉しいのは私だけなんだって思って、寂しかったんだから…バカぁ…」

P「い、伊織…?俺はただ…」オロオロ…

伊織「(…ほんとに私、何やってんのかしら…私のわがままでこいつをこんなに困らせて…素直になれなくて恥ずかしがって、せっかくチャンスの日なのに全然アピール出来ないし…挙げ句の果てにはこんな事になっちゃうし…もう嫌…)」

伊織「すんっ…ぐすっ…」



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