過去ログ - フィアンマ「神の右席でも恋がしたい!」オティヌス「パート11か」【安価】
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854:火曜日 ◆7vKFy8o8.zyM[sage]
2017/03/28(火) 08:33:20.23 ID:W+GUh987o

ヴィリアン「よし、これでウィリアムも喜ぶわ」ニコニコ

番外個体「……そっか、姉ちゃんは好きな人と恋人になれてるんだよね」

ヴィリアン「ふふ、話聞くから。そこのカフェでいい?」

番外個体「うん!」


〜〜カフェ〜〜

番外個体「……」カチコチ

ヴィリアン「大丈夫よ」ギュ

ヴィリアン「そんなに固くならないで」

ヴィリアン「神裂さんも五和さんも別の席に行ってもらったから」

番外個体「う、うん」コクコク

ヴィリアン「ふふ、じゃあまず番外個体さんの好きなお方を教えてもらえますか?」

番外個体「あ、一方通行……だと思う」カアア

ヴィリアン「ああ、あの占いの時のですね」

番外個体「そう」

ヴィリアン「……彼もあなたのことを愛しているように見えましたが……」

番外個体「アイツはね、昔ミサカの姉たちを殺したんだ。クローンだけど」

ヴィリアン「……」

番外個体「だから憎かったの。でもアイツがずっとアプローチしてくるから少しずつ好きになっちゃってさ」ウツムキ

ヴィリアン「前にあった時より可愛くなってるものね」

番外個体「う、うん……アイツに可愛いっていって欲しくて頑張ったの」ニヘラ

ヴィリアン「ふふ、健気で可愛いわ」

番外個体「そ、そんなことないって」ウンウン

ヴィリアン「デートとかしたの?」

番外個体「ちょっとだけ。一番楽しかったのは一端覧祭の後夜祭の花火かな」

番外個体「いっぱい食べ物買い込んで、窓のないビルのてっぺんでアイツと花火みたの」

ヴィリアン「素敵じゃないですか」

番外個体「でしょ? すぐそばにアイツのガリガリな肩があって、抱き寄せてくれたりして嬉しかったんだ」ニコ

ヴィリアン「……告白しなかったの?」

番外個体「うん、でも好きになってきてるから恋人になるのはもう少し待ってって言っておいた」

番外個体「まだ憎さもあって、でも大好きで。いつか大好きが憎さなんか被っちゃう日が来たら、ミサカから告白するの」

ヴィリアン「いいじゃない。きっと彼も楽しみに待ってるわ」

番外個体「そ、そうかな」

ヴィリアン「自分のために一生懸命オシャレする番外個体さん見てたらきっと相当幸せな気持ちになってると思うの」

番外個体「う、うん……」テレ


神裂「さすがですね」

五和「ヴィリアン様の人徳がなせる技なのでしょうね」

神裂「ええ」

どうなる?
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