過去ログ - 【ニューダンガンロンパV3】春川「本当ムチャクチャだよ」
1- 20
1: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 18:10:57.76 ID:NrQi56HX0
・ニューダンガンロンパV3のSS
・ネタバレ等注意
・短い

始まるってさ

SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 18:14:11.67 ID:NrQi56HX0
最近、赤松が私に必要以上に関わってくる。
例えば三日前……。

赤松『春川さーん! さっき購買部のガチャガチャでこんなもの出たんだけどよかったらあげるよー!』

以下略



3: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 18:16:27.58 ID:NrQi56HX0
春川「はぁ……」

とはいえこのまま赤松を放置していても現状が続くだけなのは明白だし……どうするべきなのか。

春川「うーん……」
以下略



4: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 18:18:58.03 ID:NrQi56HX0
春川「それなら話は早いね。教えてくれる?」

真宮寺「でも、不思議だネ。春川さんはそんなこともわからないほど感情の薄い人間だとは思ってなかったけれど」

真宮寺「保育士ってことは小さな子供と接する機会が多いはずだよネ。心の成熟した高校生の気持ちも理解できないのに、幼い子供と接する仕事がこなせるとは……人間って不思議だよねェ」
以下略



5: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 18:20:54.49 ID:NrQi56HX0
真宮寺「ンー……なら、赤松さんが普通じゃないのかもしれないネ」

春川「ちょっと。適当に言ってない?」

すると真宮寺が心外そうな顔をした。
以下略



6: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 18:22:23.31 ID:NrQi56HX0
真宮寺「誰かと関わりを持ち、誰かと絆を深める。しかしその結果他者に裏切られる可能性だってゼロじゃないでしョ?」

真宮寺「その可能性に気圧されず他者と関わりを持とうとする彼女は凄く美しいと思うヨ……外見とかじゃなくて、内面がネ」

春川「……真宮寺に話を聞こうとした私がバカだったよ」
以下略



7: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 18:24:59.56 ID:NrQi56HX0
東条「もちろん構わないわよ」

茶柱「転子も構いませんよ! 男死ならともかく女子の頼みごとなら断るわけにもいきませんからね!」

春川「そう。なら早速聞きたいんだけど……」
以下略



8: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 18:29:11.52 ID:NrQi56HX0
春川「そっか……購買部に、研究教室ね……」

春川「……それにしても、あのモノクマの顔が掘られた悪趣味なコインってどこで手に入れてるの?」

王馬「それはこうやってだよ! キーボ、ロケットパンチだ!」
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2017/01/26(木) 18:34:28.58 ID:+V4rEUr20
アンジーのSS書いた人か、期待


10: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 19:03:54.12 ID:NrQi56HX0
王馬「ああ、モノクマコインをどうやって手に入れるのかって話でしょ? 部屋の中にある物を退かせば落ちてるからそれを拾ってるんじゃないかな?」

春川「へぇ……」

キーボ「それで、三人は何を話していたんですか?」
以下略



11: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 19:11:00.89 ID:NrQi56HX0
春川「は?」

すると王馬は表情を一変させてつまらなさそうに言う。

王馬「赤松ちゃんと春川ちゃんの話し声くらいは聞こえてきたけどね。男子のオレがああやって言えば春川ちゃんも赤松ちゃんの言うことに従うかなって思って」
以下略



12: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 19:14:31.15 ID:NrQi56HX0
王馬「これは本当だよ。何か企んでいるって感じの様子だったなぁー」

東条「何かを企んでいる?」

茶柱「めんどくさい言い回しをしますね! 男死なら男死らしくはっきり言ったらどうですか!!」
以下略



13: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 19:17:53.33 ID:NrQi56HX0
春川「ちょっと最原に話があるんだけど」

春川「あんた、赤松と一緒に何かを企んでるって本当?」

最原「え、ええっ!? 何の話!?」
以下略



14: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 19:20:03.68 ID:NrQi56HX0
天海「それに最原君はここ数日は俺と一緒に調べ物をしていたっすから、赤松さんと何かをするなんて時間はなかったと思うっす」

春川「……そう」

最原と違い堂々とした立ち振る舞いの天海の言葉を信用し、素直に引き下がる。
以下略



15: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 19:21:43.72 ID:NrQi56HX0
天海「あははっ、まあそういうことっすから。最原君と赤松さんが組んで何かを企んでいるなんてことはないんじゃないっすかね」

春川「ふーん……そういうことならいいよ」

春川「迷惑かけたね。それじゃ」
以下略



16: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 19:28:17.19 ID:NrQi56HX0
春川「……何か用事? 用事、なんだろうね……」

赤松「あ、あれ? もしかしてテンション低い?」

春川「いつもこんなもんでしょ」
以下略



17: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 19:31:05.34 ID:NrQi56HX0
無理矢理連れてこられた先は赤松の研究教室だった。超高校級のピアニストという肩書きを持つだけあって、この教室の中にも一際大きなピアノがある。

春川「こんなところで何をするっていうの」

赤松「えーっ? ここまで来てまだわからないの?」
以下略



18: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 19:33:50.93 ID:NrQi56HX0
春川「……それじゃあ私が根暗っていう風に聞こえるんだけど」

赤松「そうじゃなくって! えっと、心が暗いっていうか!」

赤松「理由はわかってるつもりだよ。こんな状況になっちゃったら明るく振舞えっていうのは難しいかもしれない」
以下略



19: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 19:36:41.85 ID:NrQi56HX0
赤松「ちなみに最原君にはモノクマコインを探してもらってたんだ。いくら見習いって言ってもさすが探偵だよね、おかげでザクザク手に入ったよ」

春川「ああ、そういうこと……」

っていうことは、天海の言っていたことは嘘ってことか……。
以下略



20: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 19:38:19.57 ID:NrQi56HX0
春川「……じゃあ、早くしてよ。私だって暇じゃないんだからさ」

赤松「え?」

でも、そもそも今の状況が既に狂っているんだ。ならこの際赤松の行動をどうこう言うのはあまり意味がないだろう。
以下略



21: ◆yucx3sH2JA[saga]
2017/01/26(木) 19:39:20.74 ID:NrQi56HX0
赤松「わ、わかった! それじゃあ座って待っててね!」

春川「ったく……」

壁際で体育座りの要領で座り、赤松の準備が整うのを待つ。
以下略



32Res/18.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice