過去ログ - 橘ありす「待てますか?」P「いつまでも待つさ」
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◆V4UmGZT038Ti
[saga]
2017/03/02(木) 01:05:51.35 ID:GXfzPZs/o
P「よいしょ、と。悪かったって、ごめんな」
ありす「……わかってるなら、いいです」
俺は布団に入りながらありすの頭を撫でる。それだけでお姫様は幾分か機嫌を取り戻したようだ。
ありす「Pさん……」
上気した顔でありすは目を閉じる。
そんなありすに、俺は躊躇いもなく唇を重ねる。
ありす「んっ……」
おやすみのキス。もう毎晩することになってしまっているが、一昨日のキスを思い出して、俺の心臓の鼓動が早くなる。
いや、一昨日のことがなくても、ありすとキスをするのはいつも緊張する。
それは小学生の少女とキスをするという背徳感。自分の担当アイドルとキスをするという背徳感。いや、それ以上に、目の前の少女が愛しくて。
これ以上考えてはいけない。最後の一線を越えそうだ。
思考を中断するために、俺は唇を離した。
P「おやすみ、ありす」
言いながら、頭をまた撫でる。前まではこうして眠りに入っていた。
ありす「……まだですよ」
しかし、お姫様は不満らしい。なんとなく、こんな風になる予感はしてたけども。
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