過去ログ - 橘ありす「待てますか?」P「いつまでも待つさ」
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47: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2017/01/30(月) 02:11:22.28 ID:08zfyWaYo

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ありす「Pさん朝ですよー」

 今日も可愛い声で目を覚ます。ベッドの上の俺をまたがるようにして乗っかっている可愛い天使がいた。天使じゃなかった、ありすだった。

P「ありす、言ったよな。起こす時に乗っかるのはやめなさいと」

 朝の男とは体の一部分が元気なのである。それが、毎日寝起きに布を隔てて大事なところ同士で圧迫されているのはアイドルとプロデューサーという立ち位置からしていけない気がする。

ありす「なんかこうした方が幼馴染み感あってフラグ立ちそうじゃないですか?」

P「そのフラグ、敗北フラグだからな。とりあえず降りろ」

 残念、といった顔でありすが渋々降りる。もはや担当アイドルがどこに向かっているのかわからない俺であった。
 ありすが普段読んでいる電子書籍を一度親御さんと一緒に確認した方が良いかもしれない。

ありす「朝ご飯できてますので早く食べましょう」

 ナチュラルに朝ご飯毎日作って、夜ご飯も作って、最近じゃ洗濯とかまでしてくれて……睡眠不足とかにならないんだろうか。

 そんなことを不安に思いながら朝飯を食べる。今日はオニオンスープとサラダ、ベーコンと目玉焼きにトーストという洋風な朝だ。

ありす「このいちごジャムは自信作なんです」

 トーストに赤いべっとりとしたものを大量に塗りたくるありす。今日は簡易的なものが多いと思ったら全ての労力をそこに注いだのな。

ありす「あ、でもお弁当は普通にご飯です。このジャムはやっぱり焼きたてのトーストに塗ってほしいので」

 お弁当が用意されてるのももはや日常である。普通の日常がわからない。

P「俺はこのアイドルに逆らうことができない……朝昼晩の胃袋を握られてる……」

ありす「今後一生続くので覚悟しておいてください」




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