過去ログ - 男「いい天気だなぁ」 幼女「こんにちはー!」トコトコ
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20:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 22:08:25.86 ID:IxGShhX+0
深夜

男「グガーグガー」ムニャムニャ

男「ウーン……。布団が吹っ飛ぶわけないだろ……」ムニャムニャ
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 22:10:17.55 ID:IxGShhX+0
日々は何事もなく過ぎていった。金縛りは毎晩のように起こったが、男は大して気にしていなかった。

平日は役所で仕事をし、休日になると幼女と母親が遊びに来る。特に趣味を持たない男にとって、彼女たちの訪問はいい気分転換になった。

ある日、男はあることに気が付いた。それは、幼女が男の家とその周辺についてよく知っているということだった。どの部屋に何があるのか、あるいは山の中に祠があるのだが、その場所についても、男が教えていないのに幼女は知っていた。
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 22:13:13.97 ID:IxGShhX+0
深夜

数ヵ月が経った。その間に、夜中の金縛りは日に日にひどいものになっていた。

キャアアアアアアアアア
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 22:16:02.76 ID:IxGShhX+0
男(さあ来るぞ)

ズシッ

男の腹の上に何かが乗った。それはそのまましばらく動かない。
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 22:19:56.89 ID:IxGShhX+0
深夜

ある夜、例によって金縛りにあったあと、男はどうしても寝ることができないでいた。

男(完全に目が冴えてしまった)
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 22:46:19.25 ID:IxGShhX+0
休日

その日は曇りだった。天気予報によると、夜中には雨が降るらしい。

男は平日に終わらせることのできなかった仕事を片付けていた。
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 22:48:19.40 ID:IxGShhX+0
男「幼女ちゃんはここかな〜」ガラッ

扉を開けたのと同時に、机ががたんと動いた。よく見ると机の下に幼女の足が見える。

男はとっさに大声を出した。
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 22:53:31.34 ID:IxGShhX+0
男はすぐさま追いかけたが、幼女の姿は家の中のどこにもなかった。外へ出てもやはり幼女は見当たらない。

男(しまった……。もしかして山に行ったんだろうか)

男(探さないと)
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 22:56:56.21 ID:IxGShhX+0
男「ああ……!よかった!どこにいったのかと探したよ!」

幼女「……」

母親「……」
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 23:00:39.36 ID:IxGShhX+0
母親は何事か呟きながら男にゆっくりと近づいてくる。母親もまた表情が読めなかった。うつろで血走った目に、小さく動いている唇。男は急に不安になった。

男「お母さん?大丈夫ですか?」

母親「……が出ていけ」
以下略



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