過去ログ - 【モバマス・P4】まゆ「まゆ頑張ったの。足立さん、もちろん褒めてくれる？」【安価】
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803: ◆sD0GazOMjvst
2017/04/10(月) 00:49:15.52 ID:d8OYH5p+o
昼→夕方


足立「結構いい時間になっちゃったね」

菜々「そうですね。すいません、散々付き合わせちゃって」

足立「別にいいよ。じゃ、そろそろ戻る？」

菜々「あ、ごめんなさい。最後にもう一か所だけ、お付き合いしてもらえませんか？」

足立「ん、どこ？ここまで来たら最後まで付き合うよ」

菜々「それは……」


某LIVEハウス・地下ステージ


菜々「数か月ぶりですけど、やっぱり変わりませんね、ここは」

足立「ここってもしかして……」

菜々「はい、ナナが地下アイドルとして活動していた時によく使わせていただいた場所です」

足立「そっか、ここがそうなんだ」

菜々「一度、足立さんと一緒にまた来ておきたいなって思ってたんです。デートとは違った趣旨ですけど」

足立「今更デートがどうとか気にしないよ。別に男女の関係でもないんだしさ」

菜々「えへへ、そうですね。……ああ、思い出すなぁ……ここで歌ってた時のこと。
アイドルを目指してこの世界に踏み込んで、いつか華々しくデビューする日を夢見て……」

足立「CD自分で作ったり？」

菜々「そうですね、自分でできる範囲の活動はなんでもやって、同じ目標の仲間もできて、そのうち夢を叶えた仲間も出てきて……
いつか私たちもって、追いつけ追い越せの気持ちで頑張って、それでも結果が出なくて別の道を選んだ子もいたりして……
周りの子がみんな遠くにいっちゃっても、ずっと諦めずに頑張って……そうしたら、ある日ナナにもチャンスが巡ってきたんです」

足立「社長？」

菜々「はい。って言っても、すぐにデビューできたわけじゃなかったですけどね。でも、最後には足立さんに選んでもらえましたからっ」

足立「いやあ、はは」

菜々「それからは本当に色々ありましたよね。いきなりフェスに出ることになったり、地下アイドル時代はできなかったようなお仕事もできたり。
この頃はユニットとして、ここにいた頃は組むこともなかっただろうなって二人と一緒に色々活動したり……本当に、ここにいた頃は遠く感じられた日々が、現実に過ぎて行って……
まるで夢なんじゃないかってくらい毎日楽しくて、だけど現実なんだってことが本当に嬉しくて、本当に……」

足立「……？」

菜々「……本当に、なんだったんでしょうね？ここで過ごした時間って……」

足立「……菜々ちゃん？」

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