過去ログ - SSvipの怖い話...
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13:語り手
2017/01/29(日) 10:02:12.81 ID:ocCfeHzC0
あ、名前つけ忘れた。 あと長いから分けるわ。

2話目 トンネルの闇

A県には、S市の怖い噂があった。K峠のトンネルには、この世の者ではない者が 出る という噂だ。そんな噂を知ってか知らずかトンネルに1台の車がやって来た。

物語はそこから始まる。
男「やっべ...」
女「どうしたの?」
男「実は...ガス欠しちまった。」
女「え?どうするのさ。」
男「うーん...しょうがないからここで一晩過ごすか?」
女「嫌よ!寒いし、このトンネルには怖い噂もあるし...」
男「どんな噂だよ。」
女「それは...」

そういって女はこのトンネルの怖い噂を話した。

男「ふーん...ちょっとこの噂について調べてみよ。暇だし。」
女「ってケータイあるんなら警察とかどっかに連絡とれるじゃん。」
男「いや...なぜか繋がらない...ネットはどうかと思ったんだがやっぱ使えないや。」
女「あーあしょうがない。一晩過ごしますか。」

そう言うと、女はトンネルに入った。
男もそれに続きトンネルに入った。

男「ひょえっ!」

誰かが男の肩を叩いた。

女2「あの...どうかなさいましたか?」
男「ああ、人間か。」
女2「え?」

男は怖い噂を話した。

男「な?こんな怖い噂があったからさ。ビビってたんだ。」
女2「...そうですか...」
女2「ところでそれってどんな姿でしたか?」
男「さあ...女~!すまん、噂の奴ってどんな姿してるか知ってるか?」
女「うーんと...あっそうだ!確か上半身だけで下半身がない人だったかな?
最初に見た人はイケメンだったっていってたよ。」
女2「なるほど...」
女「ところであなた誰?」
女2「ああ...申し遅れました。私、女2って言います。お二方は?」
男「ああ、俺は男。」
女「私は女です。」
男「ところでアンタはなんでここにいるんだい?」
女2「実は私が借りてたレンタカーがここに来る前少し前に壊れてしまって。ケータイも繋がらず
誰かいないかと近くを歩いていたらあなた方を見つけたというわけなんです。」
男「なるほど...」

男がいった次の瞬間向こうから何かを引きずるような音が聞こえてきた。その音は男たちに
だんだん近ずいてきた。そして次の瞬間、トンネルの向こうから噂の 奴 がずりずりと
こちらへ近ずいてきていた。

男&女「ギャーーーーー!」

二人は走って逃げようとしたが足が動かなかった。
そして女2が奴に近ずいた。

女2「ああ...やっぱり男2さんだ...!」
男「え?」
奴「おンな.....2.....」
女2「ごめんなさい...私が悪かったの。だからもう...止めて!」
奴「オんナ...2...」

そう言うと奴はトンネルの向こうへと向かっていった。

男「説明してもらおうか...」
女2「実は...私は4年前に奴...男2さんとデートの帰りにここを通ったんですが、途中で何か大きな石を壊してしまったんです。
その時...私は寝てしまった男2さんの車を運転していました。それでその石に封じられていた呪いが...本当は私が
運転してたのに、男2さんと誤解して...その呪いで男2さんはあんな姿に...」
女「そんな事があったとは...」
男「え?お前いたの?」
女「いたよ!!!酷い!」
男「ゴメンゴメン...それでアンタはどうするんだ?」
女2「私は...あの石の破片を探して直そうとしたんですが...なかなか見つからず...
すいません...図々しいとは思いますが...探すのを手伝って頂けませんか?」
男「いいよ」
女「わたしも男がいうなら...」



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