7:名無しNIPPER[saga]
2017/01/29(日) 18:11:22.30 ID:/+H075aD0
モバP「――――――じゃあ、奏。そういう訳で、今日は卯月に付き添うから、すまん」
奏「ええ。理由が理由だからね。袖にされちゃうのも受け入れるわ」
モバP「……やな言い方すんなよ」
卯月「ぁぅ……ごめんなさい」
奏「ふふ、冗談よ。Pさん、卯月のことしっかり守るのよ?うちのシンデレラを泣かせたら承知しないから」
モバP「任せとけ。と言っても、相手は裏方にも評判のいい真面目な奴だし、真摯に話し合えばわかってくれるだろう。一応、あっちの事務所にも話つけとくしな」
奏「そう。……でも、真面目な人がアイドルに交際を申し込むかしら」
モバP「あらゆるリスクを考えられないほど、卯月への想いが溢れ出たんじゃないかな。けど……あそこの事務所、厄介なタレントが一人いるな」
奏「あぁ、あの軽薄という概念をそのまま人の形にしたようなペラッペラの男ね。あんなのが近くにいたら、多少影響を受けているかも」
モバP「辛辣……。けど、それとなく探っておこうかな」
卯月「あ、あの……あんまり大事には……」
モバP「大事にしない為の事だよ。あ、そうだ。断るのはちゃんと卯月から言ってあげような。俺から言うと、大人の都合で無理矢理引き裂かれたと思って逆に燃え上がるかもしれん」
奏「確かに、その手の話は自意識が過剰になりがちな十代には刺激的かもね。自己陶酔に陥って暴走しかねないもの」
モバP「うん。だから、卯月……出来るか?」
卯月「……はい。でも、傍には居てくれますか?」
モバP「もちろん。相手に圧力を与えん程度の距離は保つけど……姫の御身は、この私めが身命を賭して守りましょうぞ」
奏「Pさん。寒い」
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