過去ログ - 千歌「夢は……ポケモンマスターになることです!!!」【安価】
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770:名無しNIPPER[saga]
2017/04/11(火) 00:33:06.53 ID:AhrQj7dGO

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カツン……カツン……

ダイヤ「……………………」

穂乃果「ダイヤちゃん」

ダイヤ「なにか?」

穂乃果「いや……えーっと……。ルビィちゃんって可愛いよね。なんか、昔の花陽ちゃんみたいで」

ダイヤ「……ええ、可愛いですわね。私の愛すべき妹です」

穂乃果「ルビィちゃんのこと、悲しませていいの?」

ダイヤ「情に訴えかけるのはやめてください。これでも踏ん切りをつけたつもりなのです。私はあの子の敵。そうであることを選んだのは私です」

穂乃果「妹なのに?」

ダイヤ「妹と友人……比べられるものではありません。鞠莉さんの意志に賛同したことも、重ねて選んだのは私なのです。余計な言葉は並べないでくださいな」

穂乃果「ダイヤちゃんは、鞠莉ちゃんのことどう思ってる?」

ダイヤ「……友人だと」

穂乃果「そうだよね」

ダイヤ「多くを語らずとも、質問の意図は承知しています。しかしどういう形であろうと、そこだけは揺るがせることは出来ません」

穂乃果「うん。それが友だちだと思うよ。きっと……それは友だちであることの、一番キレイな形だとも思う。だけどやっぱり……友だちが間違ってたら正してあげるのが、友だちの役目なんじゃないかな」

ダイヤ「……………………」

ピタッ

穂乃果「……………………」

ダイヤ「……あのとき」

穂乃果「?」



果南『私……ポケモントレーナー、やめる』



ダイヤ「あのとき……鞠莉さんは言いました。果南さんのことを、嘘つきだと。私たちは共にウラノホシのトップになることを誓い合った……。日々研鑽し、同じ時間を過ごした仲間です。私たちの中心は果南さんで、果南さんこそがチャンピオンに相応しいと、私も鞠莉さんも夢を見ました。私たちはチャンピオンになった果南さんをそばで支え続けよう。みんなで一緒に頑張ろうと」

穂乃果「……………………」

ダイヤ「ですが、その夢は志半ばに頓挫しました。果南さんの挫折という形で」




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