過去ログ - 周子「一日だけの友達。名前も知らないあの子」
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12: ◆k5IOzxfS4k[saga]
2017/02/03(金) 23:00:45.33 ID:zBVP/rQJ0

あたしの顔が涙と鼻水でぐっちゃぐちゃになったとき、聞き慣れた声がしたんだ。

あっ、と思って顔を上げたら、遠くからあたしたちを見かけたお母ちゃんが安心しきった顔で走って来てさ。

そしたらあたしはもうそれだけでわんわん泣いて、お母ちゃんの元へ走って行ったの。

その時お母ちゃんがなんて言ったのか、あたしはもう覚えてないんだけどね。多分心配したよとかそんなのだったと思う。

しばらくお母ちゃんにぎゅってされてたら、女の子のことをはっと思い出してさ。

そっちを向くと金髪の女の子はにっこり笑ってこう言ったんだ。

「またね」

って。



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