過去ログ - ルーク「ロニール雪山で魔弾のリグレットと遭難した」
1- 20
122:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 22:51:05.72 ID:zR5xby/Fo
ジェイド「……私は、もっと残酷な答えしか言えませんから」

いつもの無表情の中には、彼が滅多に見せない表情があったようにルークは感じた

ティア「大佐、まさか!?」
以下略



123:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 22:51:32.91 ID:zR5xby/Fo
ルークが何か言いそうになった時、泣きそうな声でティアが遮った

ティア「皆やめて!そうやってルークを追い詰めないで! ルークが自分自身に価値を求めていることを知っているでしょう! 安易な選択をさせないで……」

ジェイドは決してルークとティアの方を向かない
以下略



124:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 22:51:58.86 ID:zR5xby/Fo


――死んで下さい、と言います。私が権力者なら。……友人としては、止めたいと思いますがね

――あなたはわたくしの、もう一人の幼なじみですわ。二人でキムラスカ王国を支えて下さい。二人とも公爵家の人間です。どちらが本物だとか、そんなことは関係ありませんわ!
以下略



125:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 22:52:35.17 ID:zR5xby/Fo

ルーク(……)

ルークは神託の盾の外……人気の無い空き地で、しゃがみこんで仲間からの言葉を頭のなかで反芻していた
薄茶色の瘴気に汚された空気に、どんよりと雲が空を覆い尽くしている
以下略



126:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 22:53:02.65 ID:zR5xby/Fo
「そこで何をしている?」

後ろから声がして振り返る
意外な人物がそこにはいた

以下略



127:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 22:53:30.31 ID:zR5xby/Fo
ルーク「なんでここに居るんだよ」

リグレット「私はこれでも神託の盾の六神将だ。用事なくここに居て何の不都合がある」

ルーク「ウソつけ」
以下略



128:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 22:54:39.38 ID:zR5xby/Fo
ルーク「……会いに来てくれたのか?」

リグレット「さあな」

ルークは一応聞いてみたものの、リグレットの意思などわからなかった
以下略



129:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 22:55:05.95 ID:zR5xby/Fo
ルーク「この瘴気を消すために、一万人のレプリカと一緒に、消える」

ルーク「俺さ……アクゼリュスを崩落させて、自分に何が出来るかをいつも考えてたつもりだった」

ルーク「なんで俺が生まれたのか、知りたかったんだ」
以下略



130:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 22:55:39.83 ID:zR5xby/Fo
リグレットは震えるルークの傍らから離れようとしなかった
ルークの言葉が終わると、リグレットは静かに口を開いた

リグレット「お前は何がしたいんだ?」

以下略



131:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 22:56:45.62 ID:zR5xby/Fo
リグレット「違うから、怖いのだろう?嫌なのだろう?」

ルーク「……」

リグレット「もし、死ぬと決心したのなら、それくらいやってからでも遅くないのではないのか?」
以下略



132:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 22:57:20.80 ID:zR5xby/Fo
ルーク「リグレット……俺はリグレットにはこんな事やめて欲しい……」

ルーク「俺にはリグレットの過去なんて知らない。だから知ったような事しか言えない」

ルーク「でも、俺はお前が死んで良いような、悪人には見えないんだよ!」
以下略



279Res/172.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice