過去ログ - ルーク「ロニール雪山で魔弾のリグレットと遭難した」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/02/08(水) 22:20:53.48 ID:y6yfthoGo
次の日、ルーク達は事の顛末を報告にバチカルに居た
そして、ルークは自室のベッドに腰掛けており、目の前にはティアが居た
ティア「……」
以下略
147
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/08(水) 22:21:35.43 ID:y6yfthoGo
ティア「症状は、どうなの……治るの?」
ルーク「……もう、治らない」
ティア「そんな!」
以下略
148
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/08(水) 22:22:01.63 ID:y6yfthoGo
ルーク「臆病だろ?今ですらずっとこうなんだ。皆に知られたら俺、ずっと震えて、泣いて、引きこもっちまう」
ルーク「だから、せめて……強がってないと……」
ティア「……ばか」
以下略
149
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/08(水) 22:22:56.15 ID:y6yfthoGo
城の割り当てられた個室にティアは居た
もうどうしようにもない運命に、自分の無力さしか感じなかった
ベッドに腰掛け、ティアは涙を零していた
以下略
150
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/08(水) 22:23:31.06 ID:y6yfthoGo
『私に隠し事はしないで』
ルーク「……隠し事か」
ルークはもう居てもたっても居られなくなり、城下町まで降りていた
以下略
151
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/08(水) 22:25:45.00 ID:y6yfthoGo
夕暮れに照らされた金髪とはこうも美しく映るものかとルークは思った
神秘的に朱色に染められた海を眺める彼女は、一枚の絵画のようだった
ルークは彼女の横に、何も言わずに並んだ
以下略
152
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/08(水) 22:26:12.37 ID:y6yfthoGo
ルーク「死ななかったよ、俺」
リグレット「死に損なったか」
ルーク「うん……ありがとな」
以下略
153
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/08(水) 22:26:47.46 ID:y6yfthoGo
ルーク「俺……後遺症でそう遠くない未来に死ぬみたいだ」
リグレット「……そうか」
ルークの一言に、リグレットはそっけなく返す
以下略
154
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/08(水) 22:29:07.59 ID:y6yfthoGo
リグレット「……私はな、レプリカ」
ルーク「リグレット?」
リグレット「生まれは神託の盾で、両親共に私と同じ軍人だった」
以下略
155
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/08(水) 22:29:56.59 ID:y6yfthoGo
ルーク「……弟さんは」
リグレット「死んだよ」
ルーク「そうか……」
以下略
156
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/02/08(水) 22:30:23.70 ID:y6yfthoGo
ルークはリグレットから踵を返す
そろそろ帰らなければならない
ルーク「リグレット、前に俺に言ったよな」
以下略
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