過去ログ - ルーク「ロニール雪山で魔弾のリグレットと遭難した」
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148:名無しNIPPER[saga]
2017/02/08(水) 22:22:01.63 ID:y6yfthoGo
ルーク「臆病だろ?今ですらずっとこうなんだ。皆に知られたら俺、ずっと震えて、泣いて、引きこもっちまう」

ルーク「だから、せめて……強がってないと……」

ティア「……ばか」
以下略



149:名無しNIPPER[saga]
2017/02/08(水) 22:22:56.15 ID:y6yfthoGo
城の割り当てられた個室にティアは居た
もうどうしようにもない運命に、自分の無力さしか感じなかった

ベッドに腰掛け、ティアは涙を零していた

以下略



150:名無しNIPPER[saga]
2017/02/08(水) 22:23:31.06 ID:y6yfthoGo
『私に隠し事はしないで』

ルーク「……隠し事か」

ルークはもう居てもたっても居られなくなり、城下町まで降りていた
以下略



151:名無しNIPPER[saga]
2017/02/08(水) 22:25:45.00 ID:y6yfthoGo
夕暮れに照らされた金髪とはこうも美しく映るものかとルークは思った
神秘的に朱色に染められた海を眺める彼女は、一枚の絵画のようだった

ルークは彼女の横に、何も言わずに並んだ

以下略



152:名無しNIPPER[saga]
2017/02/08(水) 22:26:12.37 ID:y6yfthoGo
ルーク「死ななかったよ、俺」

リグレット「死に損なったか」

ルーク「うん……ありがとな」
以下略



153:名無しNIPPER[saga]
2017/02/08(水) 22:26:47.46 ID:y6yfthoGo
ルーク「俺……後遺症でそう遠くない未来に死ぬみたいだ」

リグレット「……そうか」

ルークの一言に、リグレットはそっけなく返す
以下略



154:名無しNIPPER[saga]
2017/02/08(水) 22:29:07.59 ID:y6yfthoGo
リグレット「……私はな、レプリカ」

ルーク「リグレット?」

リグレット「生まれは神託の盾で、両親共に私と同じ軍人だった」
以下略



155:名無しNIPPER[saga]
2017/02/08(水) 22:29:56.59 ID:y6yfthoGo
ルーク「……弟さんは」

リグレット「死んだよ」

ルーク「そうか……」
以下略



156:名無しNIPPER[saga]
2017/02/08(水) 22:30:23.70 ID:y6yfthoGo
ルークはリグレットから踵を返す
そろそろ帰らなければならない

ルーク「リグレット、前に俺に言ったよな」

以下略



157:名無しNIPPER[saga]
2017/02/08(水) 22:30:53.66 ID:y6yfthoGo
リグレット「……っふ、何を話していたんだ私は」

ルークが去った後、自嘲する
何故自分が過去を話していたのか理由がわからない

以下略



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