過去ログ - ルーク「ロニール雪山で魔弾のリグレットと遭難した」
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32:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/05(日) 11:19:11.14 ID:7CPhxhK7O
ここからヴァン師匠のはなしで盛り上がったりしたらそれはそれでいいんだけどな。
でも止めるか従うかでヴァン好きの方向性が180度違うから絶対ならなそうな二人の哀しみ……。


33:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 20:59:30.29 ID:xmxq83Qto
しかし異変が起きたのはすぐだった
洞窟に魔物の咆哮が響いたのだ
それに続いて、ずしんと重い足音が聞こえる

ルーク「な、なんだ!?」
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 21:00:15.49 ID:xmxq83Qto
洞窟内に現れたのは白い鱗を持った巨大な魔物だった
強靭な後ろ足で二足歩行し、前脚と後ろ脚にはぎらりと鋭利な爪が光っている

魔物はルークとリグレットを見るやいなや飛び掛かった

以下略



35:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 21:01:05.78 ID:xmxq83Qto
ルークは体制を整えると、慎重に間合いを詰める
魔物は足のダメージが堪えているようで、動きが鈍くなっている
しかし、ルークはこの時にむやみに間合いを詰めて痛い目を何度も見てきていた

後ろのリグレットは銃を構えると、ルークに当たらないように発砲した
以下略



36:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 21:01:55.88 ID:xmxq83Qto
リグレット(っち、このキズさえ無ければ……)

譜銃と呼ばれるリグレットの銃は、使い手のフォンスロットからあふれる音素の力に威力が左右される
少し休んだといえ、一度倒れるほどのキズを負ったリグレットに譜銃を通常通りの威力で発砲できるほどのコンディションはなかった

以下略



37:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 21:02:45.72 ID:xmxq83Qto
魔物が唸り声をあげ、荒い鼻息を吹き出す
ずしんずしんと少しずつ距離を縮めてくる

リグレット「レプリカ、30秒時間を稼げ」

以下略



38:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 21:03:41.80 ID:xmxq83Qto
ルークはリグレットの前に立つと、剣を縦に構える
リグレットは通常の倍近い間合いを取り、第五音素に集中する

「グオォォォ!!」

以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 21:04:11.04 ID:xmxq83Qto
ルークが必死に時間を稼いでいる中、リグレットのフォンスロットが漸く第五音素を収束させられるようになっていた

リグレット『炎よ――』

魔物の猛攻は更に激しく、ルークは防御だけで精一杯だった
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 21:05:27.57 ID:xmxq83Qto
ルーク「はぁ……はぁ……なんとかなったな……」

リグレット「はぁ、はぁ……はぁ、はぁ」

ルーク「リグレット……?」
以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 21:06:09.44 ID:xmxq83Qto
リグレットはルークを振り払おうとするが、キズが傷んで思うように動かない
ルークはその場に剣を刺すと、リグレットに手を添えた

ルーク「ほら、いいから横になれって」

以下略



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