307: ◆E.Qec4bXLs[saga]
2017/03/17(金) 18:15:59.87 ID:Ag1bmfzE0
こうしてモバPは旅に出ました
手荷物は換えのスーツと課金するための資金
しかし今の彼に課金を行う気はありません
それはいずれ来るべき時に課金するためのものです
なので彼は最低限の食事と交通費にのみ、切り崩した資金を使いました
見慣れた街を離れ、見慣れない街に踏み入りました
街頭の巨大モニターには彼がプロデュースしたアイドルが歌う姿がありました
しかし、彼は立ち止まってはいられません、ボイスの付いていないアイドルのためにも
「あー、この曲、フリスクにカバーさせてみたいなぁ」
そう呟きながら、また別の街へと向かいました
「この映画...ヒーローバーサスに主題歌を歌わせたら合うだろうなぁ」
「ここのトークイベント...GIRLS BEに任せたら...」
「こういったCMソングだとブリアントノワールが向いてるんじゃないか...?」
やがて彼は開けた野原に辿り着きました
晴れ渡る空、可愛らしい小さな花、野を駆ける小動物、暖かな風が疲れを癒していく気がしました
ひとつ不自然な点があるとすれば丘の上に建った一軒の建物
そこから出てきた人物はとても見覚えのある人物でした
千川ちひろ「あら、プロデューサーさん?」
モバP「げぇっ!ちひろさん!......ちひろさん?」
顔なじみの黄緑の事務員です
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