過去ログ - 渋谷凛「マーキング」 -SS速報VIP

過去ログ - 渋谷凛「マーキング」

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165:名無しNIPPER[saga]
2017/03/02(木) 08:10:44.66 ID:sfIpgXxx0
「また、煙草かな？　それとも……打ち合わせに行ってるのかな……」

そんな風に考えつつ、私はプロデューサーの席に向かって歩き、近づいていく。

以下略

166:名無しNIPPER[saga]
2017/03/02(木) 08:11:11.85 ID:sfIpgXxx0
いつもは散らかし放題の、汚い机の上。使ったペンや器具が散乱しているのが、日常ともいうべき光景。

しかし、今日に限ってそこは綺麗に片付いていた。

以下略

167:名無しNIPPER[saga]
2017/03/02(木) 08:11:39.28 ID:sfIpgXxx0
私は一つ、予想を立ててから、それを確かめる為にプロデューサーの席の椅子に手を触れる。

すると、椅子からは温度を感じられず、冷たくなっていた。

以下略

168:名無しNIPPER[saga]
2017/03/02(木) 08:12:06.20 ID:sfIpgXxx0
荷物が無い。いた形跡がまるで無い。そこから導き出されるのは、プロデューサーが休みだという結論。

今まで見たきたものから鑑みても、そうとしか考えられなかった。

以下略

169:名無しNIPPER[saga]
2017/03/02(木) 08:12:32.08 ID:sfIpgXxx0
そこにいたのは、細身の体格で眼鏡を掛け、整った顔立ちをした真面目そうな若い男性。

一度、お世話になった事があるから、良く覚えている。文香の担当プロデューサーのＳさんだった。

以下略

170:名無しNIPPER[saga]
2017/03/02(木) 08:12:59.66 ID:sfIpgXxx0
Ｓさんの席は少し離れた所だし、わざわざプロデューサーの席にいる私に挨拶をしにきたのなら、それぐらいしか思い当たらなかった。

……とりあえず、まずは用件を聞いてみよう。そうすれば、何か分かると思うしね。

以下略

171:名無しNIPPER[saga]
2017/03/02(木) 08:13:25.84 ID:sfIpgXxx0
「えぇ、聞いてませんか？」

「はい……今、初めて聞きました」

以下略

172:名無しNIPPER[saga]
2017/03/02(木) 08:14:09.99 ID:sfIpgXxx0
「おかしいですね……彼はちゃんと、伝えたと言っていたのですが……」

「あの……プロデューサーは今日は、休みなんですか……？」

以下略

173:名無しNIPPER[saga]
2017/03/02(木) 08:14:35.31 ID:sfIpgXxx0
その不安や緊張からか、胸が早鐘を撞く様に高鳴り出す。

けど、だけれど、私には聞くという選択肢しか、残されてなかった。

以下略

174:名無しNIPPER[saga]
2017/03/02(木) 08:15:20.29 ID:sfIpgXxx0

以下略

175:名無しNIPPER[saga]
2017/03/02(木) 08:16:06.98 ID:sfIpgXxx0
とりあえず、今日はここまで

また書き溜めたら投下していきます

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