過去ログ - 渋谷凛「マーキング」 -SS速報VIP

過去ログ - 渋谷凛「マーキング」

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55:名無しNIPPER[saga]
2017/02/19(日) 13:02:46.55 ID:JRWxErCj0
「う、うん、そうだけど……文香は、どうして家に……？」

「えっと……見ての通り、お花を買いにきたんですけど……」

56:名無しNIPPER[saga]
2017/02/19(日) 13:03:12.54 ID:JRWxErCj0
「……えっ？」

「さっきからそんな感じがしてたから……目当てのものとか、あったりする？」

57:名無しNIPPER[saga]
2017/02/19(日) 13:03:46.46 ID:JRWxErCj0
「それって、何て花かな？　教えてくれれば、私が探してくるけど」

私がそう言うと、文香は顔を上げて、その表情を明るくさせた。

以下略

58:名無しNIPPER[saga]
2017/02/19(日) 13:04:33.06 ID:JRWxErCj0
「……ごめん、文香。もう一回、言って貰ってもいいかな？」

私は一言文香に謝った後、そう言って聞き返す。

以下略

59:名無しNIPPER[saga]
2017/02/20(月) 10:21:49.25 ID:z8x41aKR0
黒いバラ。確か、トルコでしか咲かない、大変珍しい花。

天然物はそこでしか採れず、一応、代用品としてブラックバカラなんて物もあるけど、生憎、今のうちには置いては無かった。

以下略

60:名無しNIPPER[saga]
2017/02/20(月) 10:22:15.75 ID:z8x41aKR0
それを聞いた文香はがっくりと、項垂れて落ち込んでしまった。

期待に応えてあげたかったけど、物が無い以上、私にはどうする事も出来なかった。

以下略

61:名無しNIPPER[saga]
2017/02/20(月) 10:22:48.82 ID:z8x41aKR0
私は言われたその花を、取りに行こうと、動こうとする。

けど、大事な事を思い出して、私は足を止め、文香にこう聞いた。

以下略

62:名無しNIPPER[saga]
2017/02/20(月) 10:24:46.46 ID:z8x41aKR0
とりあえずここまで

今日中には中盤ぐらいまでは話を進めたいなぁ……

それでは今から出勤なので、続きはまた帰ってきてからで

以下略

63:名無しNIPPER[sage]
2017/02/20(月) 15:51:33.13 ID:Ez/iytSpo
黒い薔薇の花言葉って…察せるな

64:名無しNIPPER[saga]
2017/02/20(月) 21:42:18.68 ID:eDawccsN0
文香のプロデューサー……名前は確か、Ｓさんだったかな。

少し前にだけれど、私のプロデューサーが用事が入って迎えに来られなくなった時、代わりに私を家まで送ってくれた事があったっけ。

以下略

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