過去ログ - 【モバマス】池袋晶葉「何もできないぞ、助手!」
↓
1-
覧
板
20
9
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/02/05(日) 09:17:59.39 ID:fBj3itZho
「ま、まただ! 手を繋いでいるだけなのに、胸が苦しくなって……!」
「晶葉……大丈夫。それはおかしい事じゃない」
プロデューサーの優しい声が耳を撫でた。
彼は私をじっと見つめた後、私を抱き締めた。
「……!?」
「苦しいか、晶葉……?」
「ううっ……! 何だ!? し、心臓が、兎のように跳ね回っているようだ!
苦しい! 苦しいはずなのに……暖かくて、君から離れられない!」
プロデューサーの手が背中越しに肩に触れた。
「こ、声も上擦って……ああ、訳が分からない!
プロデューサー、怖い! 私が私じゃなくなっていくみたいだ!
このままだと、ますますおかしくなってしまう……! 助けてくれ!」
「おかしくはないよ。晶葉はきっと……恋をしているんだ」
「……!!? 恋!? こ、これがっ……!?」
「そうだ。人を好きになると、その人の事で
頭が一杯になって、物事に手がつかなくなってしまうんだ」
「私が、プロデューサーに……?」
プロデューサーは静かにうなづいた。
眼鏡の向こう側にある彼の瞳は、どこまでも優しそうだった。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
16Res/10.26 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 【モバマス】池袋晶葉「何もできないぞ、助手!」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1486253634/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice