過去ログ - 最原「超高校級のラッキースケベ?」天海「そうっす」 ダンガンロンパV3
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34:名無しNIPPER
2017/02/05(日) 23:12:34.01 ID:fpwLuijB0
―――以下、最原の回想

 僕は死にかけていた。本格的に命の危機だった。

 息が出来ない、水のせいもあってまともに呼吸も出来ないでいる。このままでは窒息死してしまう……

 ぼやけた思考でそんな事を考えていた時、強い力で顔が前後に引っ張られる感覚に襲われた。それと同時に後頭部に非常に柔らかいものが当たる。

 首筋から頭のてっぺんを抱える様にして抱きしめられている事と、僕の後頭部に当たっている物が入間さんの胸だと気が付いたのはほぼ同時だった。多分、入間さんともう一人が僕の顔からマスクを引き剥がしてくれようとしているのだろう。

 マスクを引っ張っているのは力の強さ的にもゴン太君だろう。とんでもない力で引っ張られると、それを押さえつけようとする入間さんの腕に力が入ってさらに僕の頭は彼女の胸へと押し付けられることになった。

(や、柔らかい……大きい……!)

 さすがは自分で言うだけある体だ、今までに感じたどの胸のサイズよりも大きく感じる。そして何より柔らかく、心地が良かった。

 その大きさを作り出す胸の脂肪の量が柔らかさの秘密だと推理しながら、僕の人生最後の推理はこんなものになってしまうのかと半ばあきらめかけたその時だった。

 すぽん、と音がして、僕の顔からマスクが剥がれた。僕を抱きしめる入間さんと一緒に後ろに倒れ込むと、僕は彼女の胸を枕にする様な体勢になってしまった。



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