過去ログ - 武内P「次の休みは他社のアイドルと泊まりで旅行に行ってきます」
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83:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 18:59:55.93 ID:ZWMUay8r0
武内P「ふぅ…………ん?」

???「――プロデューサー。よかった、まだ残ってたんですね」

武内P「お疲れ様です。……ああ、高垣さんでしたか。すみません。帽子とサングラスの所為で、気が付くのが遅れました」
以下略



84:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 19:00:24.15 ID:ZWMUay8r0
――居酒屋、個室

楓「……ここに来るの、本当に久しぶりですね」

武内P「前にご一緒してから、もう一年半は経つでしょうか。ここは変わりませんね」
以下略



85:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 19:00:52.25 ID:ZWMUay8r0
武内P「高垣さんのそういうところは変わってませんね」クスッ

楓「変わったのはプロデューサーですよ。たくさんありますけど、一番変わったのは、その呼び方。……二人の時くらい、前みたいに呼んでくれてもいいんじゃないですか?」

武内P「……まあ、皆さんの前でもないですし。では、今だけは……昔のように楓さんと呼ばせていただきます」
以下略



86:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 19:01:22.29 ID:ZWMUay8r0
武内P「最近は仕事の方はどうですか」

楓「久しぶりに実家に帰った時のお父さんみたいなこと聞くんですね」

武内P「…………」
以下略



87:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 19:01:52.01 ID:ZWMUay8r0
楓「……でも美城専務がいるうちはダメそうですね。啖呵切っちゃいましたし。ふふふ」

武内P「ええ。そうですね……。あの時は驚きました。……でも」クスッ

楓「でも?」
以下略



88:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 19:02:18.34 ID:ZWMUay8r0
楓「でもあの一言のおかげで、初めてのライブを笑顔でやりきることが出来たんですよ。ライブ後に来てくれたみんなと一緒に写真を撮ってくれましたよね。……あの人たちと一緒の写真を見たとき、こんな新人の自分にもファンがいてくれるって、初めて実感できたんです」

武内P「本当に……あなたも、ファンの皆さんも、いい笑顔をしていました。プロデューサーとして、あなたをプロデュース出来て、心からよかったと思えた瞬間でした」

楓「だからNGsの子たちと一緒にプロデューサーがライブに来てくれた時、嬉しかった……。どうしても、成長した私を見てほしかったから」
以下略



89:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 19:02:47.67 ID:ZWMUay8r0
武内P「他の方とも飲みに行かれるようになったと聞きましたが」

楓「この間、丁度プロデューサーに電話をかけた時は、瑞樹さんと早苗さんと一緒でした。二人とはよく飲むんですよ。たまに友紀ちゃんとも。結構みなさんとご一緒して、一升は飲んでますね」

武内P「そうでしたか。楽しそうで何よりです」
以下略



90:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 19:03:15.12 ID:ZWMUay8r0
武内P「健康のためにも、お酒はほどほどにしてください。……それはそれとして、みなさんと楽しそうにしていらっしゃるようで、安心しました」

楓「……初めの頃の私は、本当に人見知りでしたからね。あの頃の私に、いろんな人と自分から飲みに行くようになるなんて話しても……きっと信じないと思います」

武内P「初対面の時から普通に話していらしたので、そう告白された時は少し驚きました」
以下略



91:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 19:04:07.36 ID:ZWMUay8r0
楓「そういえば。……プロデューサーさん、あれから酔い潰れることはありましたか。ふふふふふ」

武内P「そっ……! ……そのことも、もう、忘れてください……っ」カァーッ

楓「あれは忘れられません。まさかあんなに――」
以下略



92:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 19:04:43.05 ID:ZWMUay8r0
――翌日、テレビ局楽屋

瑞樹「――ねえねえ楓ちゃん! この写真もう見た?」

楓「写真? ……これ、プロデューサーさんですか」
以下略



93:名無しNIPPER[saga]
2017/02/06(月) 19:05:28.66 ID:ZWMUay8r0
楓「……」スッスッ

楓(――あの日。プロデューサーさんが、たった一度だけ酔い潰れた日)

楓(私が肩を貸して介抱し、私の部屋まで連れて来た、あの夜)
以下略



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