55:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/07(火) 03:26:46.78 ID:/iLG1j6CO
〜床下〜
日向「痛てて…一体何で床が抜けて――」
七海「……………」
日向「……………」
七海「…ばぁ」
日向「うわぁぁああああああ!!!七海ぃいいいいい!!!!」ガーン
七海「…そんなに、驚くこと無いじゃん」プク
日向「待て!落ち着け!お前は今洗脳されてるんだ…!いくら卒業して会えなくなるからって、こんな事は――!!」
七海「卒業?あ――…まぁ、それは仕方の無い事だよ」
七海「…それで、それがどうかしたの?」
日向「…え?七海お前…いつもの七海か?」
七海「……うーん、確かに他の皆の様子はおかしかったよね。今までの仲間が敵に洗脳されて、敵として戦うのはRPGでは定番の胸熱展開だけど」
七海「でも、私はそんな事無いよ?こういうのには強いからさ」
日向「うん…?強いとかどうかは分からないけど、確かに俺達男には何にもないからな…」
七海「それより、ちょっとこっちに来てくれないかな?」ズイッ
日向「うわっなっ何だ?」
七海「不二咲さんの研究室が近くにあるから、そこで見て欲しいものがあるんだよ」
七海「多分、今回の事件の中で一番核心的な部分」
日向「えっ…何だって!?」
七海「うーん、ちょっと説明が難しいんだけど。大和田くんがボロボロになっているのを見た不二咲さんが、この学園の全てにハッキングを仕掛けてるんだけど」
七海「何か毒電波…というか、音?みたいなのを流して女の子達をおかしくさせてる場所があるみたいなんだよ」
日向「そっそうだったのか!なら、その場所が分かれば……待て、不二咲は、大丈夫なのか?」
七海「え?何で?大和田くんを見つけた時は、結構取り乱してたけど…今は普通にしてるよ?」
日向「いっいや…大丈夫なら良いんだ…」
日向(七海と不二咲には影響が無いみたいだな……うん)
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