過去ログ - 両義式「秋隆!秋隆は居ますか!?」
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2:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:12:24.06 ID:9sVE9Nfp0
秋隆「両思いとは・・・おめでとうございます」

式「しかし二人は出会ったばかり、お互いのことをこれからもっとよく知っていかなければなりません」

秋隆「おっしゃるとおりです」
以下略



3:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:12:54.42 ID:9sVE9Nfp0
時間を頂けますでしょうか?」

式「明日まででかまいません」

秋隆「はっ!もったいなくも寛大なお言葉!直ちにかかります」
以下略



4:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:13:39.46 ID:9sVE9Nfp0
―翌日朝―

式「秋隆!秋隆は居ますか!?」パンパン

秋隆「御前に」シュタ
以下略



5:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:16:21.22 ID:U/IkwcIiO
式「いえ、誰にでも限界はあります。それらは一週間以内でかまいません、よくやってくれました」

秋隆「ありがたき幸せでございます!」

式「彼の名前は黒桐幹也ですか、アヘン中毒で死んだフランスの詩人みたいな、よい名前ですね」
以下略



6:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:17:34.94 ID:9sVE9Nfp0
秋隆「はっ!申し訳ありません!」

式「両義幹也という選択肢もあります」

秋隆「おっしゃるとおりでございます」
以下略



7:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:18:10.50 ID:9sVE9Nfp0
式「そのとおりです!彼の学校は・・・まずは高校で偶然同じクラスで再会する。といったところですか」

秋隆「すでに同じクラスになるよう手配してあります」

式「さすがです秋隆」
以下略



8:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:21:53.44 ID:9sVE9Nfp0
恐れながらお嬢様はこれが初恋、まだまだ恋の何たるカを分かっておられません」

式「・・・私になにか教えたいようですね秋隆」

秋隆「僭越ながら、恋とはドラマチックなほうが燃え上がり、成功するのです」
以下略



9:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:22:21.18 ID:9sVE9Nfp0
式「では、具体的には私にどうしろと?」

秋隆「まずは二重人格を演じていただきます」

式「二重人格?」
以下略



10:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:22:59.19 ID:9sVE9Nfp0
秋隆「時間が無いこともあり、取り急ぎ女の人格はお嬢様の素のままとし、ギャップを強調するため男の人格は活発で少々攻撃的に設定するのがよろしいかと、細かい設定はおいおいでかまわないかと、普段着は着物で統一しましょう」

式「秋隆、お前が何を言っているのかよく分かりません。世間では恋にそのような事が必要なのですか?」

秋隆「この程度は誰もがやることです。失礼ながら、式お嬢様は恋の手練手管に掛けては素人同然、ここはこの秋隆を信じて頂きたく」
以下略



11:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:23:54.61 ID:9sVE9Nfp0
秋隆「では練習も必要なので急ぎ男の人格の基本設定を取り決めましょう、まず男言葉は当然として一人称は『俺』とし、名前は間違ってもいいよう同音で字だけを変え『織』としましょう、明るく少し残酷、軽薄に笑うような感じで・・・」

式「待ちなさい秋隆、学校で初対面のように振舞うということは、昨日会ったのは男の人格ということになるのですか?」

秋隆「いえ、昨日黒桐様と出会った式お嬢様はどちらの人格でもありません」


12:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:24:33.33 ID:9sVE9Nfp0
式「?意味がよく分かりませんが?」

秋隆「そこに関しましては腹案がございますので後々、まずは男人格の演技の練習が必要かと」

式「分かりました、時間がありません厳しく指導しなさい」
以下略



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