過去ログ - 2月の昼下がりに橘ありすと話すことについて
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23: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/02/07(火) 20:32:04.64 ID:0cqd1nr10
 五年が経過しても、僕と彼女の間に横たわる年齢の差は伸びも縮みもしない。
 だけどその五年の間に、僕とは比べ物にならないほど彼女は成長した。恐らくは、これからも。

 それについて、僕はよく考えることがある。
 ひかりを浴び、また、誰かを照らすのが彼女一人なら、トップアイドルという栄光を掴むのもまた、彼女一人なのだということを。
 いつか訪れる筈の彼女との別れにも、出会った当初から比べれば、五年近付いたことになる。
 別にそれは自然だし、必然でもある。
 だけど、だからこそ僕は彼女のために、こうして日々を費やすのだろう。

 きっといつか先に、自分達のしてきたことを振り返った時に、間違いではなかった、正しかったといえるように。
 胸を張って、ドラマだといえるように。


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