過去ログ - 【二次創作聖杯戦争】Pastime　Game　４３【募集鯖鱒】 -SS速報VIP

過去ログ - 【二次創作聖杯戦争】Pastime　Game　４３【募集鯖鱒】

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63: ◆v.By3fESrTsY[sage saga]
2017/02/12(日) 23:49:29.28 ID:aPWwXPsq0
「厄介な猫だ、いくらか動きを鈍らせることはできたが…」
「Guuuu！！！」

ライダーの側は何とか均衡を保ててるようだが、一方のこっちはといえばだ。

以下略

64: ◆v.By3fESrTsY[sage saga]
2017/02/12(日) 23:50:43.49 ID:aPWwXPsq0
「遅れてすまなんだな、主」
「死ぬとこだったぞ！　爺！」
「…ちっ、爺様か」

吹き飛ばされた白虎に、ガディアは身を翻して飛び乗る。だが、それを白虎は受け付けず、むしろ、振り払った。

以下略

65: ◆v.By3fESrTsY[sage saga]
2017/02/12(日) 23:52:01.49 ID:aPWwXPsq0
その声と共に、獣の猛る音が響き。呼応するように遠吠えがこだました。

「…不味い、速度が、徐々に！」
「ホンットッ！　動物ね！　コイツッ！」

以下略

66: ◆v.By3fESrTsY[sage saga]
2017/02/12(日) 23:53:42.77 ID:aPWwXPsq0
魔力を充填したランサーの攻撃は熾烈というにふさわしく。
一撃一撃が、並の英雄の宝具かと思わせる様なそれ。だが、それをもってもなお、彼らは膝を屈さなかった。

「走れ！　バートホールド！　奴の心臓を貫くぞ！　グスタヴァス！」
「承りましたあっ！！！」

以下略

67: ◆v.By3fESrTsY[sage saga]
2017/02/12(日) 23:54:10.97 ID:aPWwXPsq0
「俺たちは従者、面白おかしき英雄たちの物語の添え物」
「しかし、我らなくては物語は成立せず」
「また、主役も雲霞、あるいは幽霊のごとく消え失せる」
「そう、だからこそオラたち四人！」
「吾輩が従者！　吾輩は一人ではない、吾輩は一人で何でもできたわけではない、一人だから何もできないわけではない！　そう、これこそが！」

以下略

68: ◆v.By3fESrTsY[sage saga]
2017/02/12(日) 23:55:14.83 ID:aPWwXPsq0
煙幕の中から響くのは二つの声。

「唸れ…」
「山をも砕かん…」

以下略

69: ◆v.By3fESrTsY[sage saga]
2017/02/12(日) 23:56:02.47 ID:aPWwXPsq0
放たれた二つの衝撃は、ランサーの霊核を砕き切るには十分すぎた。
吹きすさぶ暴風と全身を砕かんとする一撃を受け、ランサーは自らの敗北を悟る。

「…ああ、ゴメンよ、ヘラクレス、お前の力を借りたのに、…こんな、こんなザマで」

以下略

70: ◆v.By3fESrTsY[sage saga]
2017/02/12(日) 23:56:30.65 ID:aPWwXPsq0
【というわけで本日ここまで】

71:名無しNIPPER[sage]
2017/02/13(月) 00:01:46.70 ID:Awi7N+6+o
乙。ランサー強かったなあ。

72:名無しNIPPER[sage]
2017/02/13(月) 06:17:30.99 ID:FRdWuR0vo
おつー

ランサー、落ちたか。
実際ここまで負け無しで、最後も1対3での戦いで負けてるだけだし、やっぱり今次最強のサーヴァントだったな。
頑張った。

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