34:名無しNIPPER[saga]
2017/02/10(金) 06:48:53.72 ID:i9icdUsx0
果南「……」
果南「そういうものなのかも、しれないね」
鞠莉「そういうもの?」
果南「プレゼントとか、お祝いとかさ。それって結局、自分勝手に押し付けてるだけなのかもしれないなって」
果南の言葉に考え込む。
そうかもしれない。
自分はいつも、果南に持っていてほしいものを、着てほしい服を、食べてほしいものをあげてきた。
それは果南のため?
いや、そんな果南を見たいから。果南の笑顔を見たいから。ありがとうの一言が欲しいから。
鞠莉「それで……いいのかも、しれないわ。お互い、自分勝手に押し付けあって、「ありがとう」も「どういたしまして」も言い合って」
鞠莉「気にしないでって言うのは私の方。私は、ダイヤの言う通り、いつだって自分勝手に、果南のことを考えるフリして自分のやりたいようにしてきたの。だからプレゼントだって、私はあげたいものをあげるのよ」
果南「そっか……」
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