過去ログ - 小林「バイト始めたって?」 トール「はい!」
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55:名無しNIPPER[saga]
2017/02/10(金) 18:31:08.95 ID:YQdDpEln0
メイド達は生きていた。

亜竜化の影響か、電撃に対する耐性があったのだ。

だが、それでも全員が意識を失っていた。

亜竜としての力を失うほど、力を消耗していた。


「うーん、メイドさんのポケットから鍵を入手したんだけど……」

「おー、4階の鍵」

「……けど」

「うん」

「この壁に空いた穴から、外に出られるよね」

「けがの、こうみょう?」

「だね、3階くらいの高さなら外に人がいるって事もなかっただろうし」

「ドラゴンに戻ってだっしゅつするー、コバヤシ、つかまって」

「うん」


ドラゴン化したカンナにつかまり、小林はほっと溜息をつく。


「終わった」

「全て終わったんだ」

「帰ろう、私達の家へ」


こうして、悪夢のような時間は終わりを告げた。


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