10:名無しNIPPER[saga]
2017/02/10(金) 17:49:53.86 ID:gQ7Lb3PI0
杏「次のスケジュール。レッスンって、何時からなのさ」
P「何時って……うわっ!? ヤバい! ギリギリだ!」
杏「はー……そうだよね、そうだろうと思った。『いつも通りの流れ』なら大体今から向かわないと間に合わないもんね」
P「い、いや、でも本来はちゃんと余裕を持った時間設定にしてあって……! 挨拶がどれくらい掛かるか分からなかったし……」
杏「そうだね。でも結局は遅刻して、その分後ろにズレてて。……それでも間に合うんでしょ? 今からなら」
P「それは勿論……本当にギリギリだけど。時間までに戻れれば、レッスンスタジオは目と鼻の先だし」
杏「おっけー。んじゃ行こうよ。……今日はもう混乱してるから仕方ないとしてもさ。明日からは、ちゃんとしてよね」
P「……はい。杏さんの仰る通りでございます。まことに申し訳ございません……」
杏「そういうのいいから。まずはスケジュールと、あと時間まで確認する癖付けてね。困るのはプロデューサーだけじゃないんだからさ」
普段こそだらけていても、土壇場ではしゃきっとして他人のフォローにまで回る少女、双葉杏。
俺なんかよりよっぽどしっかりしている。彼女の言葉の重みをしっかりと噛み締め、今度こそはと胸に固く誓った。
……一日に二回もやらかしてる時点で、自分でも自分を信じられなくなっているけれど。
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