過去ログ - 双葉杏「ニートのひ」
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7:名無しNIPPER[saga]
2017/02/10(金) 17:46:41.05 ID:gQ7Lb3PI0
ニートの非


杏「ばーか。あほ。まぬけ。あんぽんたん」

P「……返す言葉もない」

杏「ほんと信じらんない。いくらなんでもありえなさすぎ」

P「申し訳も立たない……本当にちゃんとスケジュール確認しておくべきだった」

杏「まったくだよ。……まぁ、作詞家さんが許してくれたからいいもののさ」


 杏が激怒しているのも当然のことだった。

 俺がスケジュールを勘違いしていたのだ。今日朝一で入っていた予定は、今度収録する楽曲の作詞家への挨拶。

 それ自体は何ら問題はない。ただ、時間を勘違いしていた。一時間早かったのだ。

 杏を迎えに行っていた時点で既に約束の時刻は過ぎていた。それに気付いたのが、手帳を開いたあの時のこと。


P「あ、でもいいことも一つあったよな……遅刻したことで、いい歌詞のアイデアが浮かんだとかなんとか」

杏「怪我の功名って言いたいわけ? ……まぁ、確かにそれは良かったこととは言えるかもしれないけどね」


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