過去ログ - 武内P「女性は誰もがこわ……強いですから」
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304: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/03/25(土) 09:05:44.96 ID:QrWP3u9i0
「はい、これがその時の映像です」

「……でかしたわよ、卯月。ちょっとだけ協力してあげようじゃない」


協力していただけるのならもう少し怒りを抑えてもらえませんか。
普通に怖いんですけど。

何はともあれ協力を得ることができました。
時子様は同じパッション組の友紀さんと茜ちゃんに働きかけてくれるとのこと。

あ、メタ発言ですけど丸数字は私、ローマ数字は時子様です。

楓さんは私と時子様のつながりを知らないはずなので、時子様の介入を不審に思いしばらくは様子見になるでしょう。
そしていざ止めに入った時は、お手数をおかけしますが時子様に相手をしてもらいます。
楓さんの相手ができる人なんて、ちひろさんを除けば時子様しかいませんから。

かくして計画は修正したおかげか順調に進み、最終日となりました。
本当はあと一日ほど時間をかける予定だったのを前倒しすることに成功したのです。
おかげで密度が濃くなってプロデューサーさんは心身ともにズタボロで……たまりません!
前倒しにした思わぬ副産物です。


「状況は整いました。行ってきます、時子様!」

「はいはい。勝ちを確信した時こそ危ういから気をつけなさい」


少し疲れた様子の時子様が気だるげに、けど優しく、ここ数日でさらに前髪が後退した時子様のプロデューサーさんを椅子にしながら見送ってくれました。

高鳴る鼓動に胸を躍らせ、へそ下辺りのむずがゆさでおかしな歩き方にならないよう細心の注意を払い、ついにプロデューサーさんの部屋にたどり着きます。
深呼吸を一つして、ノックの後に部屋に入ると――


「失礼しま――プ、プロデューサーさん!?」


一瞬、意識が飛びかけます。

物憂げな吐息、ストレスと過労からくる汗。
部屋に充満したそれらを一息吸うだけで視界が真っ白な輝きに包まれ、危うく膝から崩れ落ちてへそ下辺りに手をやりそうになりました。

ああ――やっぱり、やっぱりプロデューサーさんは最高です!!!

崩れ落ちそうな体を前へ走り出すことでごまかし、至近距離からプロデューサーさんの顔を観察します。

顔色は青く、目の下には大きなクマ。
気丈に耐えようとしていますが、まるで隠せていません。

この数日、どれだけ思い悩んだでしょう。
どれだけの誘惑に耐えたのでしょう。
普通の人なら我慢できずに思い出しながら手淫をしたでしょうが、プロデューサーさんはそんなに器用な性格じゃありません。

ごめんなさい、ごめんなさいプロデューサーさん。
普通の人なら天国でも、貴方からしてみれば地獄以外の何物でもない目に遭わせてしまって。
でも――今のプロデューサーさんは、世界で一番魅力的です。
そんな貴方も悪いんですよ?

熟れに熟れて、最高の食べ時じゃないですか♪

本題に入る前に少し味見させてもらわなきゃ、お腹が減り過ぎてこのまま押し倒しそうです。


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