29:名無しNIPPER[sage saga]
2017/02/15(水) 00:40:35.67 ID:Xos+EKyi0
美波「言い直してください」
P「えーっとじゃあ…」
美波「『さん』、はつけないでくださいね」
とっても重要なことを言い忘れてた、危ない危ない。
P「うん…えっと…」
P「おはよう、美波」
美波「・・・」
美波「…これからも、そうするように!」
P「わかったよ…」
プロデューサーさんはやっぱり恥ずかしそうに頭をかいている。
美波「それじゃあ、レッスンに行ってきますね!」
P「うん、行ってらっしゃい」
美波「ハイ、Pさん!」
背中を向けて、歩き出す。
どうしよう、すごい嬉しい、すごい照れる。
美波「『美波』…フフッ…」
どうしよう。顔が熱い。
体が火照ってきた。
Pさんの言葉を頭で何度も何度も繰り返して。
繰り返すたびに顔と体が火照ってしまう。
レッスン場に行くまでに寄り道して外に出る。
火照った顔と体を冷ますために。
この顔は誰にも見せられない。
だって絶対真っ赤で、絶対にニヤケてるもん。
END
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