過去ログ - 魔王「この空とともに旅をしよう」
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51: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 23:07:28.72 ID:Q8G1HzKN0
子供D「パパとママの手助け……」

???「どうしたんですか、僕?」

子供D「あ、あの……っ」オズオズ
以下略



52: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 23:10:59.73 ID:Q8G1HzKN0
−−−−−−−

???「王立魔道研究院にようこそお越しくださいました」ペコリ

男「あ、いえ」
以下略



53: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 23:32:29.86 ID:Q8G1HzKN0
???「残念ながら……」

男「普通の人間は魔法という言葉だけで恐怖を感じるものですからね。まして魔族となると……」

???「私もそれは仕方のないことだと思っていました」
以下略



54: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 23:35:58.80 ID:Q8G1HzKN0
男「というと……?」

???「火炎魔法の焦点を工夫し、強固な岩盤を溶かすことで山を貫通させる方法ですとか、氷結魔法を活用し、一時的に大河を氷結させて大量の人や物資を移動させる方法ですとか……」

男「そんなことができるのですか?」
以下略



55: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 23:38:04.41 ID:Q8G1HzKN0
男「しかし、それはかなり限られた人数だったはずでは?」

???「確かに少数ですが、人間と魔族が力を合わせることのできるものが必要なのです」

男「魔法を使って人間と魔族が協力して王国を開発……」
以下略



56: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 23:42:31.78 ID:Q8G1HzKN0
男「魔族が魔法を学ぶ必要があるんですか?」

???「大ありです。彼等の多くは、生きるために魔法を窃盗や暴力的な目的で使用してしまいます」

???「しかし、そんな魔法は王国にとっても魔族にとっても害悪でしかありません。彼らに、正しい魔法を使うことの重要性を説かなければならないのです」
以下略



57: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 23:44:38.15 ID:Q8G1HzKN0
男「ところで、ババア殿」

???「あぁん!?」ガタッ

男「ひっ……! あ、いえ、あの、すいません。呼び方が分からなかったもので、つい、さっきの子供たちが読んでいた名前を……」
以下略



58: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 23:46:23.63 ID:Q8G1HzKN0
男「魔法に長けているじゃないですかり! 人の思考を読んだりして!」

???「読まれたくなたったら、表情を隠してください!」

???「私は、この研究院で女執事として勤めています」
以下略



59: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 23:48:43.73 ID:Q8G1HzKN0
男「しかし、王立の施設を王国が監視とは……」

女執事「施設というより、院長の監視ですね」

男「穏やかな話じゃないですね」
以下略



60: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 23:50:11.91 ID:Q8G1HzKN0
女執事「冗談ですよ」フフフ

男「ちょっ……!」

女執事「今の私には院長を監視する気はありません。院長の姿勢を目の当たりにすれば、そんな気持ちはすぐになくなりますから」
以下略



61: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 23:51:17.52 ID:Q8G1HzKN0
男「しかしあなたは、さっきから『教育的指導』と称して変な詠唱を始めてばかりです」

男「そんなことでは、人間の魔法に対する恐怖心を煽ってしまいますよ?」

女執事「私も、魔道研究院の端くれとして治癒魔法くらいは使えますから」
以下略



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