過去ログ - 【ミリマス】午前五時よりの使者(なおしほ)
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19: ◆qKhJzPKZxI[sage]
2017/02/13(月) 22:00:38.07 ID:IfE//nEu0
ほとんど眠れていないことと、食事を入れたこと、そして志保と話して心が落ち着いたことが原因だろう。
突然の眠気は、まるでせき止められていた川の水が堤防の決壊で一気に流れ始めてきたかのようだ。

「まだ集合時間もリハも何時間も先ですし、寝ていたらどうですか? 今のうちに少しでも休んでおかないと体力もたないと思います」
「せやなぁ……」

顔を上げた奈緒は立ち上がって部屋を歩き始める。
一体どうしたのかと志保は思った。
早朝劇場入りは予想できた志保だったが、この先の奈緒の行動は予想できなかった。できるわけがなかった。
何せ相手は眠気が最高潮に達しつつあって思考回路が機能しているか疑わしいのだから。

「じゃあ失礼するでー」

 そう言って奈緒がやってきた場所は。



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