過去ログ - 緒方智絵里「私の特別な、あの人だけの贈り物」
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22:名無しNIPPER[saga]
2017/02/14(火) 07:06:44.26 ID:h/NngETl0
「あぁ、それと……マフラー本当にありがとうな。嬉しかったよ」


「……それなら、まゆも作った甲斐がありました。私も嬉しいですよ、プロデューサーさん」


そしてそれから……まゆはPに手を振って、事務所を出て行った。


Pはまゆを笑顔で見送った後、人知れず、一人ため息を吐いた。


「……やる気が出ないけど、頑張るか」


そうポツリと呟いてから、Pは自分の机に戻っていく。


いつも以上に仕事に対する意欲が湧いてこないものの、目の前に書類がわんさかと待ち受けている以上、逃げる訳にもいかない。


意気消沈とした心境の中、Pは仕事に取り掛かっていくのだった。





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