過去ログ - トール「小林さんから生えてきました」 小林「ああああ!」
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3:名無しNIPPER[saga]
2017/02/14(火) 16:24:46.56 ID:AS4jKi/Y0
部屋に戻って、ベットに横になると少しだけ楽になった。

これは重傷だな。

頭がボーっとして、物事を深く考えられなくなる。

何だか、独りぼっちになってしまったかのような気分だ。


そんな私の耳に、扉の向こうにいる二人の声が聞こえた。


「よし、カンナ、今から料理を作ります、滋養の良い物を小林さんに食べさせるのです」

「おー」

「まずは私の尻尾でしょうか、これを食べれば物凄く精がつきますよ」

「今のコバヤシはツッコミする体力がないから、やめておいたほうがいいー」

「むう、なら肝はどうですか、私の肝」

「コバヤシ、消化しきれないとおもう」

「難しいですね、それだともう温かいお粥と梅干しと卵くらいしか思い浮かびませんが」


うん、それでいいんだよ、トール。

それでいいから。

それで……。


2人の声を聞いて安心したのか。

私はそのまま眠ってしまった。


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