過去ログ - トール「小林さんから生えてきました」 小林「ああああ!」
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37:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 01:28:18.43 ID:CE8F7+8k0
私は、待った。

コバヤシの仕事が終わるのを。

私がココに来て、どれくらい時間が経っただろう。
以下略



38:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 01:29:00.21 ID:CE8F7+8k0
小林は、自分の中の記憶データを繰り返し確認していた。

その中に、不自然な部分がある。

理屈に合わない部分がある。
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 01:29:44.71 ID:CE8F7+8k0
それは、巨大だった。

それは、光の柱だった。

空から街に突き立てられた、巨大な光の柱。
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 01:30:31.60 ID:CE8F7+8k0
「カンナちゃん!」


そう呼ばれると同時に、私は覚醒した。

以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 01:31:54.02 ID:CE8F7+8k0
巨大な光の柱が、ビルを飲み込んだのだ。

コバヤシがいた、あのビルを。

私がさっきまでいた、あのビルを。
以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 01:33:17.65 ID:CE8F7+8k0
ビルを飲み込んだ光の柱は、町を縦横無尽に破壊する。

あの公園も。

あの砂場も。
以下略



43:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 01:33:44.67 ID:CE8F7+8k0
「カンナちゃん」

「な、なに」

「今まで、ありがとうね」
以下略



44:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 01:34:30.85 ID:CE8F7+8k0
「私の家は、そのまま使ってくれて構わないよ、ちょっとお金は必要だけど」

「けど、やっぱりカンナちゃんには、自分の家に一度戻ってほしいかな」

「ほら、お父さんとお母さんと一度ちゃんと話してさ」
以下略



45:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 01:35:12.91 ID:CE8F7+8k0
「ほら、カンナちゃん、そんな顔しないの」

「ごめんね、悲しい思いをさせちゃったね」

「けど、外の私の意識が何時戻るか、わからないからさ」
以下略



46:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 01:38:27.87 ID:CE8F7+8k0
〜現実〜

〜小林の部屋〜


以下略



47:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 02:47:37.59 ID:CE8F7+8k0
「……なら、もう残る手段は一つですね」

「アイツを殺す、それ以外に方法はありません」

「ルコアに調査させてますから、大体の場所は判るはずです」
以下略



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